実録・プロ作家が語る感動と笑いとちょっぴり深刻な闘病生活
知らない人が多いと思うけど、僕は5月10日から9月5日まで病気で入院していた。病名は脳梗塞。
文章が書けなくなり、絶望のあまり死を望んだこともあるが、今では立ち直り、このようにパソコンで文章を打てるようになっている。だが、かつてのように早くは打てない。この文章にしても、ほんの1ページを打つのに何時間もかかっている。
ツイッターをやっている方なら、僕がこの数ヶ月、他の人のツイートにリツイートするばかりで、僕自身の文章をほとんど書いていないことにお気づきかと思う。言いたいことは山ほどあるのだが書きたくてもできないのだ。スマホでほんの2、3行のコメントを打ちこむでさえ、今の僕にとっては重労働なのである。
しかし、いつまでも引きこもってはいられない。自宅でリハビリを続けながら、少しずつ、書くペースを上げていきたいと思う。
そこでこの場では、リハビリの意味で僕の闘病生活を書いてみたいと思う。闘病生活と言っても、暗いものにはしたくない。この病気についてよく知らない人たちに知ってもらうため。そして何より、僕と同じ病気で苦しんでいる人にとっては、心の支えになるものにしたいと思っている。
なお、前述のように、今の僕は長文のメールは書けない。質問をされても、お答えできないので、ご了承お願いしたい。