医療術師は不完全

作者 我那覇アキラ

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★★★ Excellent!!!

アグラとストラッツ、二人は共に戦場を駆けた仲間。
ある日、彼らは邪悪な魔術師メイザーテッドを倒すのだが……。

二人の友情、戦士としての矜持、生への執着——。
どの場面をとっても、大変面白い作品です。

タイトルにある医療術師は、彼らの危機を救おうとしますが、医療とはは完璧ではないもの。
僅かな奇跡に賭けて治療を施すマリスの技術と心意気、素晴らしかったです!

★★★ Excellent!!!

流行りの影響か「異世界」と聞くだけで「転生」や「チート」を連想してしまい、このジャンルはついつい避けがちなのですが、これはそんな私でも最後まで楽しむことができました。
いわゆる異世界モノのお約束はなく、主となる設定から作者さまのセンスが光ります。
読みやすい文章で、普段あまり読書をしない方にもオススメです。構成もweb小説の強みをうまく活かしていて、毎話ハラハラドキドキとさせられました。
また、私がこの小説を抵抗なく楽しめた一番の要因として、「キャラ立ち」が挙げられるでしょう。個人的には、異世界モノというより、ファンタジー要素の濃い現代ドラマを読んでいるような感覚でした。
ひとつ言わせていただくとすれば、作品全体が小さくまとまりすぎている印象を受けたので、設定やキャラをもっと掘り下げた、長編版をぜひ読んでみたいです。
……などというわがままを込めて、今回は★2つで。
楽しい時間をありがとうございました。

追記
紹介文をよく見たところ、電子書籍で長編版を販売中とのこと。
★3つに変更させていただきました。

★★★ Excellent!!!

 第一章まで拝読させていただきました。文面、ストーリー、設定となる世界観。どれもが「ありそうでなかった」また新たなるファンタジー小説でした。
 内容はすらりと読みやすい文体で書かれた、ストイックな「この世界観における厳しい現実」。思わず読み入ってしまうのは、きれいに整った物語の運び方にありました。
 誰もが読んでも理解できる、という物語を作り出しています。これが本当にすごい! 今後も目が離せません。

★★ Very Good!!

ゲームなどでよくある全回復魔法や蘇生魔法とは違い、必ずしも人を救う事ができるわけではない不完全な力。でも、人を助けるためにそれを振るう。その中で人は悩み、苦しみ、治療する側もされる側も同じ様に苦しみながら、生きるために物語を紡いでいく。
とても心理描写が豊かで、読みやすいです。

マリスとクランベル、そしてアグラとストラツのこれからの戦いに期待します。

★★★ Excellent!!!

タイトルに惹かれました。医療魔術師は不完全。
医療に携わっているから、興味を惹いたのかな、と早速読了。
モノガタリは第一部と第二部でヒロインが変わる二部構成です。
第一部は「マリス」の活躍するまさに医療魔術の事例
第二部はその弟子の視点で綴られるまだまだ未熟ながらもひたむきに頑張るヒロインちゃんの奮闘記

ちょうど半々の長さで、異世界物語を知るには、良い分量でした。

こんな風に物語の内容に触れずに作品の良さを語りたいほど、この作品には深い意図がございます。ネタバレは避けますが、イロイロな考えや、問題、作者からの定義、タイトルへの意味づけが含まれている「異世界シリアス物語」です。

立ち止まって考えたくなる医療に潜む「命」と人の温かさ。

敢えて「不完全」とのタイトルの「不完全さ」を貴方はどう捉えるか?

不完全とは、まだまだ成長できること。
最後に、素敵なキャラ揃いです。今度は、弟子と奮闘する医療術士のちょっと大きな事例、戦士二人を加えた医療パーティーの活躍を期待しつつ、レビューを終えます。素敵物語でした。長いお休みにぴったりかも知れません。

★★★ Excellent!!!

現代でいうスーパードクターのお話。
ただそこに全く無関係の、世界に通用するような凄腕剣士が絡んできたり、過去のトラウマを抱えた新人さんが成長するための展開もあり、めちゃくちゃ面白いです。
どんなに異世界で魔法が使えようとも、救えない命があることはこの世界も異世界でも同じだという限界値の設定には驚きました。
続きがとても気になります!アグラとストラツが本当に好き(しつこい)

★★★ Excellent!!!

今までファンタジー作品は色々と読んできましたが、治癒や解毒には、ヒールやポーションといったキーワードだけしか出てこないのがほとんどだったように思います。

この作品は、それを深く掘り下げ、ファンタジー世界での「医療行為」を描き出しています。

斬新。

そう言ってしまえばそこまでなのですが、キャラクタの造形や人間関係、世界観のバランスがよく、ファンタジー作品としてもまとまっている。

いいですね。

★★★ Excellent!!!

まず着眼点が素晴らしいと感じました。
魔法世界では負傷や病の概念が、いわゆる暗黙の了解的に治されるものですが、本作はその世界を医療という観点から描きます。
緊迫の戦闘シーン。登場人物たちの過去や葛藤、まさしく王道ファンタジーのストーリーが最終的に医療という舞台へ収束していく様が非常に面白いです。
その医療も万能ではないというのが憎い演出です。だからこそ登場人物う達の心や思いが浮き彫りになるような熱い展開も見どころです。

★★★ Excellent!!!

前半、アグラとストラツの戦闘シーンは鬼気迫るものがあり、その情景描写にグイグイと引き込まれました。

命のタイムリミット。救世主となるクールな医療術師マリス。
オペの描写は臨場感がありハラハラの連続。

術後、意外な展開に。

15話からは緊迫した雰囲気が少し和らぎましたが、2人の剣士が新たな敵とどう戦っていくのかワクワクしながら、拝読しています。

(第19話悪魔の子まで拝読後のレビュー)

★★★ Excellent!!!

第13話まで読んでのレビューになります。これで第一章が終わったところだと思います。
とにかく構成の良さ、的確な文章力で浮かび上がるビジュアル、さらに魅力的なキャラクターたち、さらにさらに彼らが生み出すドラマの面白さ!読みやすさはもちろんのこと、いろんな要素が高いレベルでまとめられている作品だと感じました。
ストーリー的には凄腕の剣士の二人「アグラ」と「ストラツ」が毒魔法にかかってしまい、そのタイムリミットが迫る中、その治療を有名な医療術師「マリス」に頼んで……ということなのですが、もちろんそんな単純な話では終わりません。二人の悪戦苦闘、マリスのちょっとクールなキャラクター、そして意外も意外なエンディングまで、読者を捕まえて離しません。
それは構成のよさのせいだと思うのですが、次から次へと先が気になってしまう魅力的な展開力。なんとも気になるキャラクターたち。読み始めたら止まりません。
とにかく読んでもらえれば分かると思うのです。
ということでぜひ!読んでみてください!

★★★ Excellent!!!

何でもチート並に治してしまう魔術だったら、これほど熱い人間ドラマは誕生しません。どんなに有能な医療魔術師でも無理なものは無理と諦めかけてしまうのです。しかし、諦めません。患者の治して欲しいという強い熱意や覚悟が魔術師を、彼女を突き動かすのです! 

この治す側・治してもらう側の関係をファンタジー要素で絡み合わせることでこのご作品は見事に輝いています。何よりもこの設定が秀逸ですね。異世界、医療、そして人間ドラマ。この三点が絶対的な魅力として綺麗に噛み合っています。こういったよく練られたご作品こそ、多くの読者の目に留まって欲しいですね! まだ序盤(?)なのかもしれませんが、すでに充分★3に相応しいです! コンテスト頑張ってください!

★★★ Excellent!!!

魔法・戦闘シーンの描写…特に戦闘シーンは、手に汗握る場面が見える描写が素晴らしいです。

意外な展開が続き、次はどうなるのだろう?とドキドキしながら読み進めてしまいました。

登場人物のひとりひとりが生き生きしていますし、12話の血龍という描写から13話での、今後どんな物語が進められていくのだろう?というワクワク感への流れ…これからも楽しみにしています。

★★★ Excellent!!!

マリス、アグラ、ストラツなどのメインキャラの書き分け。躍動感のある戦闘シーン。難解な依頼の解決法、そして、その依頼遂行時の魔術描写、緊迫感。まさにperfectですね。素晴らしいです。
少し硬派なファンタジーでしょうか。
第一話で、これだけ魅せられたので、これからのお話も期待大です。
楽しみにしてます!

★★★ Excellent!!!

異世界ものはあまり読まないほうですが、作者様の文章がとても読みやすく登場人物のキャラがとても立っているので、物語がスムーズに頭に入ってきます。また二人の剣士が医療魔術に関わるストーリー展開がとても面白いと思います。流石漫画家様のアイデアは発想力が違うなと思います。これからも読み進めていきたいと思います!

★★★ Excellent!!!

人物の心理が真に迫り、情景描写力も高く、作品世界に引き込まれます。最初に患者として登場するふたりのそれまでの人生、過去というものについてもしっかり描かれておりキャラの血潮を感じられます。ストーリー的にも、最新第13話から大きな転換点があり、戦うことしか知らなかったふたりが診療所でどのように活躍していくのか、あるいは苦労していくのか――興味がつきません。続きが楽しみな作品です。

★★★ Excellent!!!

ファンタジー世界で働く医療魔術師の物語。転生ものではなく、剣と魔法の世界の一住民である医療魔術師の、シリアスめの話。

現在UPされている13話まで読みましたが、面白いです。これは、連作短編のような形になるのかな? これからどんなお客さん(患者)がやってくるのか、楽しみです。

★★★ Excellent!!!

王道異世界ファンタジー(転生モノじゃなく)としての世界観を大切にしながら、医療魔術という切り口で、その世界に関わるといった、いわゆる異世界お仕事モノなんですが、
物語はその診療所に訪れる患者目線で進んで行きます。

異世界らしい剣や魔法の描写も軽快感があり、1話あたりの話の長さもとても読みやすくまとまっています。

これからどんな患者さんが訪れるのか、楽しみな作品です。

★★★ Excellent!!!

作者様の別作品『むつみと春の取材事件簿』が
とても面白かったのでこちらも読んでみました。
結論から言うとやはり面白かったです。
(と言ってもまだお話は続くのですが。)

ゆっくりと話数を費やし本題へと
読者を誘導するタイプの作品なので登場人物の台詞や行動に
重みがあります。
そして読み進めた読者には御褒美として
更なるオチが用意されているというサービスぶり。

表題の『不完全』というのも、通常の異世界ファンタジーなら
無視できるレベルの事なのですが、そう捉えず敢えて
それを表題に選ぶあたり作品傾向をどう導いていきたいのかが
読み取れて今後の展開に期待が持てます。

しっかりと完成された芯のある物語ですが、
欲を言えば主人公の医療魔術について
もう少し注釈があれば、更に術式施行時の深みが
増すと感じました。しかしこれは些細な事ですね。

綺麗な構成と文体で描かれた幻想世界は
1話毎に積み重なって我々読者の読書欲を掻き立ててくれます。

皆様もぜひお読みになって、
一風変わった幻想譚をお楽しみ下さい。