それぞれのキャラクターの境遇や、その世界観でできることとできないことがよく練られていました。 話の内容も、特に二つ目は医療と魔術を絡めた世界だからこそのものになっていたと思います。
流行りの影響か「異世界」と聞くだけで「転生」や「チート」を連想してしまい、このジャンルはついつい避けがちなのですが、これはそんな私でも最後まで楽しむことができました。いわゆる異世界モノのお約束はな…続きを読む
ゲームなどでよくある全回復魔法や蘇生魔法とは違い、必ずしも人を救う事ができるわけではない不完全な力。でも、人を助けるためにそれを振るう。その中で人は悩み、苦しみ、治療する側もされる側も同じ様に苦しみ…続きを読む
前半、アグラとストラツの戦闘シーンは鬼気迫るものがあり、その情景描写にグイグイと引き込まれました。命のタイムリミット。救世主となるクールな医療術師マリス。オペの描写は臨場感がありハラハラの連続…続きを読む
魔法・戦闘シーンの描写…特に戦闘シーンは、手に汗握る場面が見える描写が素晴らしいです。意外な展開が続き、次はどうなるのだろう?とドキドキしながら読み進めてしまいました。登場人物のひとりひとり…続きを読む
もっと見る