魔法世界における医療の概念

まず着眼点が素晴らしいと感じました。
魔法世界では負傷や病の概念が、いわゆる暗黙の了解的に治されるものですが、本作はその世界を医療という観点から描きます。
緊迫の戦闘シーン。登場人物たちの過去や葛藤、まさしく王道ファンタジーのストーリーが最終的に医療という舞台へ収束していく様が非常に面白いです。
その医療も万能ではないというのが憎い演出です。だからこそ登場人物う達の心や思いが浮き彫りになるような熱い展開も見どころです。

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