大人テイストで、現実的な恋愛もの。ですが、読み終わった後「あぁ、女っていくつになっても乙女なんだなぁ……」と思ってしまうような、そんな深みのある一作です。
雨ノ森(あめのもり)からももです。 書く♿の人。脳性麻痺、重度身体障がい。 キャラクターたちの人生を密に描きたい。つたないかもしれないけど、誰かの心に残るよう…
主人公の心理の流れが実に秀逸。 必読本作。
経験上、三十代という年代は若くもなく壮年でもなく、心の状態も一番難しい微妙な時期だと思っています。この大きく表に出ない僅かな、しかし自身の中では大きくも取れる心の動きというものを見事に捉えてますね…続きを読む
ある程度大人になった女性の、甘くて、でもほろ苦い。ビターなチョコを食べたときのような、少し切なくなるような読後感。でもやっぱり、恋っていいな……と思うような作品でした。男性の描写はあまり…続きを読む
大人の女性と呼ばれる年代に一歩踏み込んだ主人公。一人カウンターで酒を飲む姿は現実みに溢れた、まさに等身大の女性像。仲良くなった男性の一言が彼女の脳と心に魚の骨のように引っ掛かる。甘い展開なは…続きを読む
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