ほんの1500字の間に意外と長い時間が過ぎていて、なのに語り手がどんな人なのかとか、気持ちの変化とか、作中の舞台への馴染み具合とかはちゃんと伝わってきて短いけれど、ちょっと長い時間のお話
自称読み専 が、最近はヨムもちょっと滞り気味 敬称はお互い「さん」づけでお願いいたしたく候 しばらく前まで本屋で働いていたおじさん フォローや☆のお返し…
大人テイストで、現実的な恋愛もの。ですが、読み終わった後「あぁ、女っていくつになっても乙女なんだなぁ……」と思ってしまうような、そんな深みのある一作です。
経験上、三十代という年代は若くもなく壮年でもなく、心の状態も一番難しい微妙な時期だと思っています。この大きく表に出ない僅かな、しかし自身の中では大きくも取れる心の動きというものを見事に捉えてますね…続きを読む
とあるアラサー女性の恋を描いた物語。1500字の簡潔な内容と紹介文でもあるように、そのあっさりとした終わり方に切なさが高まります。アラサーと言ったら酸いも甘いも噛み分けてスマートに恋ができる…続きを読む
最初の部分と最後の部分の絶妙なつながりが好きです。 これは純文学に近いのかもしれないと思いました。 最後の主人公の投げ出し方、本当に好きです。 あまり言い過ぎるとネタバレになりますが、最後は…続きを読む
もっと見る