ちょっとうるってしてしまいました。この子と一緒に、登場人物が幸せになって欲しいです。
何度も次に病室来る日を言うシーンが切なかったです。
読んでいて、胸がチクリとしました。「待ってる」という約束は、ときどき嘘になります。物語なら尚更。もしかしたら、ヒロインも嘘をついているのだと、分かっていたのかも知れませんね。寂しい二人の間に、ぽつんと現れた白い子猫。ヒロインを失って、より象徴的になった子猫は、主人公の心の隙間を埋めたり、反対にくすぐったりもするのでしょうか。色々と、描かれたこと以外の物語を想像させる、素敵な物語でした。にぎた
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