なのるほどのものではありません

単なるホラーではなく、爽快なアクションの要素を兼ね備え、キャラクターが非常に魅力的な物語です！

当たり前のように捉えている物事についても思考を巡らせる…それって案外難しいことですよね。 物語は「考える」ことにフォーカスを当てながら、ゆったりと進んでいきます。 読んでいると、な…続きを読む

歪な関係と愛憎が入り混じる。こんなにじわじわと不安な気持ちにさせられるホラーは久しぶりだったので、とても引き込まれました。 特に、特別な子――想治郎くんが魅力的に見えたり、狂気的に…続きを読む

様々な思いが胸に突き刺さります。 私ははじめ、社会に溶け込み夢から現実に戻った小塚の視点から読んでいました。けれど、私にもまっすぐ夢へ向かおうとする少女の時代が確かにあったのです。…続きを読む

読みやすい青春もので、読んでいて心地よかったです。
「どうしてこうなっているんだ？」という謎がちりばめられていて、それが最後に全て明かされたのですっきりしました。

ふたりの距離感が良いですね。
学校の授業で習ったことを『謎解き』の一部にしているところが、なんだかリアルで素敵でした。

思わず「エッ！？」て声に出てました。まさか、そこまでとは…。

何となく彼女の事情は予想はできていたのですが、ラストまでは予想不可能でしたｗ
短くてさくっと読めて面白かったです。

かつて拾われた子であるロッタの盲目的な、執着ともいえる愛情に背筋が冷えます。 そして、その狂気がこの物語を美しくしています。 もちろん、魔女の生き様自体も恐ろしく描写されていまし…続きを読む

一言でいうと、性癖にぶっ刺さりました。 鏡に映った自分の顔に、自分とよく似た顔の『双子の姉』を重ねて劣情を抱いてしまう。自分ではどうすることもできない感情に侵されてく理央の苦悩が、…続きを読む

「美味しい！」 書評に付ける感想とは思えない言葉ですが、私がこの書評の良さを表すにあたり、最も適切だと思う形容詞は「美味しい」でした。 色々な味のする美味しいお菓子の詰め合わせを、…続きを読む

お洒落で不思議な雰囲気の素敵なお話でした。
楓が実は甘えん坊なのがかわいくて良かったです。

登場人物の関係性が分かるにつれて、深い愛情や強い絆が浮き彫りになっていき、読了後たしかにこれは喜劇（ハッピーエンド）だと納得しました。 切ない結末のような、これが最高の結末のような…続きを読む

短編にするには惜しい世界観と魅力的なキャラたちでした。 最初がスピーディだったので、追いつけない部分もありましたが、旅が始まってからはすうっと頭に情景が浮かんできて読みやすかったで…続きを読む

最後、急展開で締めくくられたが、もう少し読んでいたいと思わせる読後感でした。

聞きたくなかったことを感情を押し殺して聞くシーンが、リアルでした。

何度も次に病室来る日を言うシーンが切なかったです。

なんだか懐かしい気持ちになる。
不思議で、心地よいお話。

新しい切り口の物語でした。天然かよアーサーさん。ラブコメの回は声出しワロタです。

不思議な雰囲気で、詩を読んでる感覚でした。
世界観が良かったです。





※作品を読まれたい人、集まれ！からきました。