叔父との想い出

作者 吉岡梅

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★★ Very Good!!

 恐怖作品を読みたい! という方向けの作品ではあまりないと思います。

 この作品の魅力は、メイン登場人物である叔父さんの人柄、『幼少期に過ごした田舎』の持つ独特の色、そしてそこに付随する少し不思議なお話といった部分であるように感じました。

 幼き日の長期休暇、田んぼのある田舎、待っていてくれる優しい親戚……そんなノスタルジックな安らぎが得られる、ゆったりとした音楽を連想させる作品だったと思います。

★★★ Excellent!!!

厳格な母、親しみやすい叔父。

異質なものを異質なまま受け入れる寛容さは、子供の特権なのかもしれないが、それを失わずに成人したような叔父と少年たちとの交流は、とても微笑ましいものでありながら、どこからし不思議さを帯びています。