概要
西部劇 + SF = ???
赤茶けた大地に砂埃が舞う、カウボーイやガンマンがいる世界――『西部』。
十六歳の少年レナード(レン)・マーシュは、開業医の父親を手伝っている医者の卵だ。
ある日レンは、見たこともない異様な乗り物に乗った人間たちに襲われ、父親を連れ去られてしまう。
父親の知り合いらしい女賞金稼ぎのTBと出会い、父親奪還の旅に出るレン。
それは、隠されていた世界の秘密を解き明かす旅でもあった。
十六歳の少年レナード(レン)・マーシュは、開業医の父親を手伝っている医者の卵だ。
ある日レンは、見たこともない異様な乗り物に乗った人間たちに襲われ、父親を連れ去られてしまう。
父親の知り合いらしい女賞金稼ぎのTBと出会い、父親奪還の旅に出るレン。
それは、隠されていた世界の秘密を解き明かす旅でもあった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!血沸き肉躍る SF MEETS WESTERN!
予想ですが、作者様の作品群の中でもSF娯楽活劇に大きく舵を切った大作です。
西部劇とSFの相性は意外といいものだと思ってましたが、ここまで楽しい化学反応が見られるとは思ってませんでした。
西部劇の持つちょっと泥臭くて素朴なヒューマンドラマ、クセの固まりのようなキャラクター達。
これらに骨太のSF設定が加わることで、血沸き肉躍る冒険物語となっております。
ちょっと突飛な設定でありながらも、作者ならではの読みやすさと語り口であっという間に引き込まれます。
主人公と共に旅に出て、個性的な仲間たちと出会い、ヒロインに恋して、世界の秘密に驚愕して、主人公の成長を共に追いかけて……そう、これはまさに…続きを読む - ★★★ Excellent!!!西部劇の名を借りた新ジャンル登場?
プロローグを開けばそこはまさに「西部劇」の世界。頭に鳴り響くはローハイドのテーマソング。
そう、舞台はまさしく牛を追い一千マイルを旅するカウボーイや賞金首を追うバウンティハンターが跋扈する、誰もが知っている『西部』劇のあの世界。そんな世界に生きる主人公レンに本来この世界で起こるはずのないとんでもない事件が襲いかかる!
というのが掴みの部分なんですがここから展開される物語がもう、どこに行くのか分からない要素満載で目が離せない。
敵かと思った人物が力強い味方だったり、西部劇とは思えない異能を持つキャラが現れたり、年齢不詳のツンデレ少女が現れたり、さらには対地攻撃衛星兵器まで登場する。
そう…続きを読む