雨ノ川からもも

高校２年の夏休み。 わたしはあいつに会いに行く。 あいつの待ち受けから作った、中学卒業記念のハガキ。 その空の場所を見たくて。 それを口実に、あいつに会いたくて。

――高校の入学式の日。私は先輩に恋をした。 恋に落ちた主人公・亜莉子（アリス）は、SNSで先輩――高橋一春（イチハル）――を探し出し、フォロワーになることから恋愛を始めたのだけ…

ある晴れた休日の昼下がり 桜咲く公園のベンチに腰掛けのんびりしていた時、電話のベルが鳴った。 そして……

真夏の池袋で、俺は彼女が来るのを待っている。 季節外れのニット帽と買ったばかりの一眼レフと一緒に。 待ち合わせは池袋駅東口——東武じゃなくて西武がある方——いけふくろう前に13…

自殺を図るぼくの目の前に死んだはずの初恋の相手が現れる。そのとき彼女は何をぼくに語るのだろうか。 （注:作者の個人的な意見をかなり含みます）

ここに書けるぐらい少ない文章量なので割愛。カッツアイ。 本当によくある素人っぽさを払拭できるかもですよ。

初めて食べたお寿司は何味？

告白の日、渡せなかったりした子供時代。初めてバレンタインチョコを渡した相手は、優しかった。

ほんの少し未来のお話です。 ネット社会はまだそれほど歴史を積み重ねていません。 では、未来はどうでしょうか？ 多くのSF小説が書かれています。 そんなSFにチャレンジしてみま…

僕の友達にすごくきれいな絵を描くやつがいる。 彼の絵は、絵画コンクールで何度も入賞しているんだ。 けれど、彼はいつも自分の絵に納得していない。 彼はいつも僕に相談してくるんだ。 …

月灯りはムードをつくりますね。 ただただ、こういったシーンを書いて見たかったばかりに書き上げさせていただいたものです。 こういったものを学生の頃から書きたいと思いつつ何年越しの…

　僕と、僕の愛する少女・ショーコとの数年間は穏やかに過ぎていった。でも、僕は知らなかったんだ。「人を愛する」ということが、あんなにも悲しいことだなんて……。

物語とエンターテインメントにあふれる街、「イクスピアリ」。 その一角で作られているといわれる、幻の地ビール「ハーヴェスト・ムーン」。 これは、そんな不思議の街で生まれた、小さ…

あなたは必ずペンと紙を用意したくなる 1分で読めます。 「ぼく」というタイトルしかない小説。 そこに込められた意味とは？ ぜひ皆様もタイトルに込められたメッセージを解読して…

「地球はなんで青かったか、知ってる？」 彼女はぼくに消え入りそうな声で聞いた。 「月の人魚が落とした最後の涙のひとしずくなんだって」 そう笑うきみの命の灯火が静かに消えてい…

楽器屋の店頭で見つけたポスターを見て、 僕の心に何かが「降りて」きた。 音楽を聴くのは大好きだけど、 楽器をいじった経験はない。 それでも―― やってみようと思った。 やっ…

僕は夕日を眺めていた。 そして、一日が始まり、一日が終わる。

ルールは1話完結であること。長すぎないこと。あとは何にもなし。 仕事の合間に、待ち合わせの暇つぶしに、少しだけ立ち寄ってみませんか。 あっ、そうこうしているうちに開演の時間が近…

雨の日だけに会える君。 君は一体誰なんだろう。 この幸せな日々が続けばいい。