きらきらをたべて生きるヒト

僕の友達にすごくきれいな絵を描くやつがいる。
彼の絵は、絵画コンクールで何度も入賞しているんだ。
けれど、彼はいつも自分の絵に納得していない。
彼はいつも僕に相談してくるんだ。
「僕は、絵を描く人間。創作者としてどうすればいいんだ。
どうすればきらきらした絵が描ける？」
僕はいつもそれに、知らない、と答える。
だってそれは自分で見つけなきゃいけないものだから。

でもある日、僕に一枚の絵を見せてきたんだ。
これは、その時に彼が僕に話してくれた物語。
僕の、友達と先輩の恋のおはなしだ。

「夢のはなしをしよう」シリーズ、第二弾