これは「誰かに校閲・しっかりとした(略」用の辛口レビュとなります。
本作は文字通り図書室での一コマとなっていて、その中にあるドギマギをしっかり描写している。
読んでいるこちらが恥ずかしくなってしまうような、良い作りの物語でした。
文章も物語も申し分ありません。
無理矢理難癖をつけるなら、最後のうわごとが少し弱いです。
相手のことを責める心理的理由は、自分が恋に落ちてしまいそうだからでは?
なので「こうかはばつぐんだ」というメタネタで逃げるよりも、せっかくここまで直言を避けてきたのですから、最後の最後で「どうにかなりそうだ」等、ストレートな魂の声が聞きたかったです。
以上、難癖をつけて申し訳ありません。
今後とも頑張ってください!