サイエンティフィック・マザー

作者 腹筋崩壊参謀

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★★★ Excellent!!!

あるのは、快か不快。あるいは、喜びか怒り。打ち返されたそれによって、人は相手にとっての己がどういう存在であるのかを、初めて知る。何気なく、意図せず与えていた───相手が受け止めていたものが、優しい何かとなって返ってくる時、それは驚きを伴った温かさとなって、改めて相手と己とを繋ぐだろう。
たとえ相手が、どんな存在であろうとも。
これはそんな、とても優しい話です。

★★★ Excellent!!!

母が愛情を持って創り上げてきたもの。

通常、母の日の物語といったら現代ドラマを想像しますが、こちらの作品はSFジャンルからの母と子の物語です。

ネタバレしてしまうため、あまり詳しくは書けないのですが、一味違った親子愛を感じることができる作品です。

こんなサプライズが出来るなんて、なんて出来る子なのでしょう。
なでなでしてあげたいです笑

★★★ Excellent!!!

母の日短編企画ということで普通は子供から見たお母さんの話か、お母さんから見た母の日の話か、だいたい二択になるはず。
でもこの作品は違う。一話で二度美味しい。
しかもまさかのジャンルがSF。なんて挑戦的な!(笑)

実はこの企画は4,000字以内という文字制限があるのですが、その短い文章の中で二つの側面をしっかり描ける技量は素晴らしいものだと思います。
文章も読みやすく、するすると読み進められる。
ほっこりするオチもとてもいいですね。途中でこういうオチかなーという展開は予測できるものの、そうあってほしい方向に進んでくれたので満足。

レビュータイトルにも引用させてもらったのですが、この「世界で一番ハイテクな花束」という一文がすごく気に入りました。
ぜひ母の日の前に読んでもらいたい作品です。