尾岡れき@猫部

わかるなぁ。 心のササクレ。 いつしか、突き刺してきて。 でも、ちょっと立ち止まって。 少し、深呼吸をして。 肩を回してみても良い。 少しだけ、息をついてから。 本作を読んでみ…続きを読む

KACでひたすら、メイン連載「精霊王の末裔」の主人公、ジュキ君をただただ最高に可愛い男の娘として描く挑戦作も早いもので第4弾となりました。 まったくマンネンリ感がないのは流石すぎ…続きを読む

「ささくれ」というテーマで、きっと胸に突き刺さる物語を多く出会える。そんな予感がありました。 そのなかで、この作品は突き刺す痛みと。 「がんばれ」とは言わない優しさと そして「さ…続きを読む

読み終わった後「可愛い」とそんな言葉が漏れてしまうほどに、魅力的なヒロインでした。 昨今の綺麗すぎる系ヒロインとは一線を画する。 言葉が粗野だし。ラーメンを愛するし。友達とのつる…続きを読む

育ってきた環境が違えば、 それは考え方も違うのは当たり前で。 どっちがどっちとは言いませんが。 真剣に考える派。 感性で突き動いちゃう派と。 同棲をきっかけに、人生に思い馳せる…続きを読む

こうね、イジめたくなる子っているじゃないですが。 つい、悪さをしたくなっちゃう。 主人公、ジュキ君はまさにそんな子なんです。 周囲のクセのある面々の「愛」に ジュキ君は悶え、時に…続きを読む

あぁ、可愛かった。 今年のKACもまた書き手泣かせのテーマですが、この作品h本当にスマート。何せ可愛らしいラブコメに定評がある作者様。今回も全く期待を裏切らない。 住宅の内見とい…続きを読む

シーンは電車内。 電車内の振動以上に心音が聞こえてきそうです。 彼が下車がするまでの３分間。 したためたラブレター。 もうこれ以上の解説はいらないですよね。 特筆すべきは、その…続きを読む

世の中クソッタレなことが多いですよね。 誰がこんな世界を作ったのか、とか。 平気で心ないことをいう人がいて。 どうして、世の中不平等なのか。 神様のクソッタレと恨み節を怖めたくな…続きを読む

シンプルなタイトル。 もう、これはそのまま身を委ねて。 空っぽな思考で読むのがオススメです。 本作は「G’sこえけん」読者特別賞を受賞した作者様だけに、安定感抜群。 女の子に見紛…続きを読む

どんなに猫が好きでも。 愛していても。 一緒に生活をすると決めた時に、まず「飼えない」３つの理由を自分に問うてみてください。 「やっぱりやーめた」 これができないのが、飼うとおい…続きを読む

共感しかないエッセイ。 淡々と書かれるけれど。 愛がひしひしと重い。 それで良いの、それで良いのです。 多少の傷がなんだ。 猫様を愛でるためならば。 それも名誉の勲章。 …続きを読む

薬の過量服薬 オーバードーズについての リアリティー溢れる リアルしかないエッセイです。 もう一度繰り返すと、リアルしかないエッセイ。 なんというか、このエッセイ一作で ドラマも…続きを読む

もっと早く読めば良かったぁと思う作品は、数ありましたが。この物語は、そのなかでもダントツでした。 ヒロイン、ハルは前世の記憶持ち。 今世では恵まれず、継母や異母姉からは疎まれてい…続きを読む

秘密を胸に秘めている人がいる。 誰かしら、何かしら、そんな秘密を抱えていて。 その秘密を、濃淡あれど味で感じてしまう女の子のちょっと不思議な物語。 人間の関係って不思議で、あれだ…続きを読む

唐突ですが、古語・古典ってミステリーだなぁって思う時がありました。 ずっと、苦手だったんですけどね。 この物語を読んだら、ちょっと好きになりそうです。 現在、SNSが蔓延してい…続きを読む

森で助けた女性騎士を助けたところから、この物語は始まります。それはタイトルの通りで。 前世（日本）の記憶をもつ主人公フェル君と、元騎士のフェルさんの、心温まる物語。 出てくるみ…続きを読む

幼馴染みもの、好きですか？ ラブコメと言えば、テンプレのかたち。 僕も好きなんですけどね。 今回の物語は、そういう期待値を高めると 「あれ？」 ってなるかもしれない。 いや、ど…続きを読む

本当に泣かせる物語を書かれます。 事故の末、最愛の人が目を覚まさなかったら。 あなたはどうしましか？ 脳死というテーマは、本当に多くの場所で語られていますが、語り尽かされていない…続きを読む

根底には、かなり重い世界観。 失ったり、裏切られたり、深く傷ついたり。 絶望で、深く闇に落ちていきそうなのに。 諦めてしまったら、楽な境遇なのに。 諦めない彼らの旅は、まだまだ始…続きを読む

ルールだから。 決まったことだから。 それが現実。 こんな言葉ならリアルには溢れていますが、本作の主人公ククリさん（ギャルに憧れるギャル未満）が迷いこんだのは、不思議な路地。夜が…続きを読む

書くって、命を燃やすようで。 多くのエネルギーを消耗している。 書くって、自分の想いとは、逆方向に評価されることがあって。 まったく逆方向で。 まったく納得がいかないのに。 どう…続きを読む

カウヨムコン９ この特別なイベントの応援エッセイではあるのですが、 カクヨムをこれから参加しようと思う もしくは、参加しているけれど 機能が良く分かっていない。 そんな方にこそ、…続きを読む

ハーレムっていうのは、誰しも憧れがあると思います。 （僕はちょっと面倒くさい、って思っちゃいますけどね） 物語は、少子化対策の一環で、一夫多妻制が整備された、社会。 でも、一夫多…続きを読む

重厚と言えば良いのでしょうか。 まるで、パイプオルガンが響くような。圧倒されそうなほど、ヒロイン達が不利な状況が続きます。 18世紀のイタリアを舞台に （これも今作品の特筆すべき…続きを読む

甘い物語なんです。 そして、ちょっとだけほろ苦いエッセンスを加えたら。 後は、とことん甘い物語がノーストップ。 旧題「ボッチを卒業して２人ボッチになった話」からの改稿で、特に心理…続きを読む

ライトファンタジーは数あれど。 ここまでの本格ファンタジーを読めるとは、思わなかった。 例えるなら上橋菜穂子先生の作品を読んでいるような。 チートはない。 これまで自分が積み上げ…続きを読む

このエッセイ（個人的にはラブコメと言い切りたい）は、前作「恋に恋する乙女たち ～恋する小学生とじゅうななさいの聖女～」を読むとなお、楽しめるのですが、読んでなくてももちろん楽しめま…続きを読む

個人的には、嫁入りからのセカンドライフ。 このコンテストで、ぜひ読んで欲しい一作だと思っています。 嫁入り後、すれ違う二人。 これは、よくあるお話ではあるんだけれど。悲劇のヒロイ…続きを読む

まず始めに。 昨今、キャラで作るラブコメが流行しています（レビュアーもその沼にはまっている一人ですが） この作品はナチュラルです。 ヒロインは「花火を見たことがない」 それは、家族…続きを読む

何を言っているのと思ったあなた 正解です。 まずこのタイトルですよ。 「となりの席のギャルが筋肉に目覚めて俺を触診してきてかわいい。」 飛ばすタイトルは、数あれど。 このタイト…続きを読む

どうして取り繕ったような顔をするんだろう 無理に笑顔を浮かべるんだろう こんなに窮屈なんだろう そう思ったのなら この俳句たちが染みるはず すれ違ったり 失恋で もう取り返しが…続きを読む

ASMRをテーマにした物語です。 甘い。 とにかく溶けそうで。 姉の親友のお姉さんの声が、耳元で囁かれる。 そんな錯覚を憶えます。 通常、脚本形式を主軸にすると 物語への没入感が…続きを読む

「恋」を語るのであれば 短歌が良い。 そう作者様は書かれていました。 でも、あえて 「5・7・5」の俳句で魅せる その恋の句は鮮烈で。 短歌・俳句コンテストで多くの恋の歌が詠ま…続きを読む

この作品、タイトルに惹かれて読みました。都会的というよりは、少し電飾が少なくて。空気が澄んでいて。言ってみれば、スローライフ。そんな情景を勝手に思い浮かべていました。 読んでみて…続きを読む

あるところに頭脳明晰で容姿端麗で品行方正。まるでお伽話から出てきたのではないかと言われるほどの完璧な女の子がいました。 まさに白雪姫。 そんなヒロインを、多くの読者の皆様もお好…続きを読む

竜人族のハーフ、魔力なし、最弱認定、パーティーからの追放、実は……ギフト【歌声魅了】が最強のスキルという主人公。少女と見紛う容姿の彼は、実は竜の先祖がえりで――。 みんな、大好…続きを読む

余談ですが、このカクヨムにおいて 読み専ユーザーって、かなりの数がいると思うのです。 その読み専ユーザーのお一人が 今回、カクユーザーとしてデビューした その記念すべき一作が、本作…続きを読む

『何者でも無い私』をお題に3000文字以内のエッセイが読みたい！ という自主企画に参加された作品。 『何者でも無い私』 というテーマが非常に大きく。 また重くとらえることができる…続きを読む

非常に申し訳ない。 まだ、第二話を読んだ段階である。 それなのに、最高に面白い。 いや、もともと作者様。 ラブコメが本当に面白い。 妖系も書ける人。ようは、バランス感覚がとても良…続きを読む

この詩には、オンラインで活動する様々な人に対しての示唆。 それが強くあります。 創作のみならず、SNSにしてもそうですね。 詩そのものは、歌詞のようで。 韻を踏んでいて。 非常…続きを読む

創作エッセイは数あれど。 PVを増やす。レビューを増やす。そういうエッセイは数あれど、物語の本質について触れて、その深くを紐解く。そういう、創作論は少ない気がします。 そもそも本…続きを読む

しあわせ書房という本屋さんがあります。 ここから物語が始まるんです。 本屋さんでの出会い。 何気ない会話。 お勧めの本。 現在進行形の恋愛。 そこに、波紋を広げる本が好きな店員さん…続きを読む

ライターと、お店の人の応酬が流石すぎる！ 作者様もライターだったんですよね。 ライター業は、こんなにも奥が深いのかと震撼してしまう(笑) いや、単純に最高です。 シンプルに笑えて…続きを読む