概要
高価な宝石もドレスもいりません。紙とペンとインクをください!
【嫁入りからのセカンドライフ中編コンテスト参加作品】
大陸の北側に位置する小国・エグレットの王女シャルロッテは、同盟国レーヴェの王子、ユリウスと婚姻の儀を交わした。
しかし、ユリウスは政務が忙しいのを理由にあまりシャルロッテの寝所を訪れない。
毎晩、遅くまで起きてユリウスを待つシャルロッテを侍女は心配するが、当のシャルロッテは自分一人の時間が増え、これ幸いとばかりに趣味に没頭していた。
シャルロッテ姫の趣味、それは小説を書くこと。
エグレットの貴族女性の間では、ロマンス小説が流行っていた。シャルロッテは、そこで随一の人気を誇る覆面作家だったのだ。
シャルロッテは、レーヴェでも自分の小説を流行らせようと画策するが――!?
大陸の北側に位置する小国・エグレットの王女シャルロッテは、同盟国レーヴェの王子、ユリウスと婚姻の儀を交わした。
しかし、ユリウスは政務が忙しいのを理由にあまりシャルロッテの寝所を訪れない。
毎晩、遅くまで起きてユリウスを待つシャルロッテを侍女は心配するが、当のシャルロッテは自分一人の時間が増え、これ幸いとばかりに趣味に没頭していた。
シャルロッテ姫の趣味、それは小説を書くこと。
エグレットの貴族女性の間では、ロマンス小説が流行っていた。シャルロッテは、そこで随一の人気を誇る覆面作家だったのだ。
シャルロッテは、レーヴェでも自分の小説を流行らせようと画策するが――!?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「人生には驚きが必要ね。予想しうる出来事だけでは心が先に死んでしまう」
※ひとこと紹介文は本分から抜粋しています。
小説を書いている方は主人公(ヒロイン)の王女・シャルロッテにいたく共感されるのではないでしょうか。というのも本作のヒロインは王女様であるにも関わらず周りには秘密で小説をしたためておられるのです。家庭があり身分があり周りの眼があり執筆活動だけには集中できない状況。まるでカクヨムで執筆活動されている作家様がたが異世界に転生したのではないかという親近感。家庭と仕事を抱える私にとって彼女の言葉は胸に刺さり、そしてその言動に共感するばかり。
執筆家の方もそうでない方も、是非一度御覧ください!
※なお作中に登場する宮廷魔術師については以下の作品にリンクし…続きを読む - ★★★ Excellent!!!王女様の物語も、これからの二人の物語も読みたくなる珠玉のセカンドライフ
個人的には、嫁入りからのセカンドライフ。
このコンテストで、ぜひ読んで欲しい一作だと思っています。
嫁入り後、すれ違う二人。
これは、よくあるお話ではあるんだけれど。悲劇のヒロインとして、泣き寝入りしない、シャルロッテ。
だって、彼女は当代随一のロマンス小説の覆面作家だったのだ――という、この設定から前のめりで、読んでしまいました。
優しくも丁寧な文体。
その世界観もさることながら。
女性陣に芯があって、たくましいんですよね。
もう、これを皆さんと共有したいのですが
王子を〇るなんて、もう流石としか言いようが無い!
それが、本当に痛快というか(笑)
なにより、これも読者の皆さんと共…続きを読む