※ひとこと紹介文は本分から抜粋しています。
小説を書いている方は主人公(ヒロイン)の王女・シャルロッテにいたく共感されるのではないでしょうか。というのも本作のヒロインは王女様であるにも関わらず周りには秘密で小説をしたためておられるのです。家庭があり身分があり周りの眼があり執筆活動だけには集中できない状況。まるでカクヨムで執筆活動されている作家様がたが異世界に転生したのではないかという親近感。家庭と仕事を抱える私にとって彼女の言葉は胸に刺さり、そしてその言動に共感するばかり。
執筆家の方もそうでない方も、是非一度御覧ください!
※なお作中に登場する宮廷魔術師については以下の作品にリンクしています。
【蒼天の風 祈りの剣】
https://kakuyomu.jp/works/16817139558099754078
個人的には、嫁入りからのセカンドライフ。
このコンテストで、ぜひ読んで欲しい一作だと思っています。
嫁入り後、すれ違う二人。
これは、よくあるお話ではあるんだけれど。悲劇のヒロインとして、泣き寝入りしない、シャルロッテ。
だって、彼女は当代随一のロマンス小説の覆面作家だったのだ――という、この設定から前のめりで、読んでしまいました。
優しくも丁寧な文体。
その世界観もさることながら。
女性陣に芯があって、たくましいんですよね。
もう、これを皆さんと共有したいのですが
王子を〇るなんて、もう流石としか言いようが無い!
それが、本当に痛快というか(笑)
なにより、これも読者の皆さんと共有したいのですが、
二人で描こうとする未来が。
これが、本当に良いんですよねぇ。
読後感、最高の爽やかで。
ということで、断言します。
この作品こそ、王女様の物語もこれからの二人の物語も読みたくなる珠玉のセカンドライフです。