ギフト【歌声魅了】が紡ぐ劇場型エンターティメントファンタジー!


竜人族のハーフ、魔力なし、最弱認定、パーティーからの追放、実は……ギフト【歌声魅了】が最強のスキルという主人公。少女と見紛う容姿の彼は、実は竜の先祖がえりで――。

みんな、大好き。ハイファンタジー、ライトノベルの設定が、特盛です。
☆も1000をとっくに越て、安定の面白さを誇っています。

この物語、本当にたくさんの魅力があって。俺tueeeというよりは「俺kawaii?」って感じだし(読んだら納得してくれるはず
むしろ「ヒロインtueee系」だし(これも読んだら納得してくれる!

でも結局は、主人公最強という安定感があって。
そして敵さん達が、コミカルな面もありなぜか憎めない。
時に、昭和のバラエティーを見ているような感覚になります。賑やかで、ギャグに振り切って。コメントっで突っ込めば、ユーモアたっぷりに作者様がリプライしてくれる。

でも、この作品の最大の魅力は、作者様の音楽への造詣の深さでしょうか。
文字だけのメディア、カクヨムですよ。
それなのに読んでいると音楽が。旋律が。メロディーが流れてくる。そんな感覚に陥ります。

主人公のスキルは【歌声魅了】
まさに音楽の女神に愛されたスキルなのですが、作者様の音楽への造詣の深さが世界観に反映されていて。細部の描写、活き活きとした生命力、メロディーにつながっている気がするのです。

レビュアーは第五章:歌劇編Ⅱまで読了。まさか、カクヨムでオペラの世界を精緻に描いた作品に出会うとは、と驚いています。

ジェットコースターのような展開で
読者を飽きさせない。
笑いも絶えない。
主人公とヒロインの想いの強さにほっこりさせられる。
そして男の娘サービス忘れない(あれ?

でも、このバッググラウンドにあるのは、精緻なメロディー。積み上げられた音楽の知識。そんな土台で描かれるからこそ生まれたリアリティー。
そんなファンタジー世界があなたを待っています。

まるで、その広大な世界を、主人公と一緒に旅しているような錯覚に陥るのです。

もう一人のパーティーメンバーとなって、
この物語を記録(コメント)しませんか?
芸術総監督(インテンダント)である作者様が優しく応えてくれます。


ギフト【歌声魅了】が紡ぐ痕跡最大の劇場型エンターティメントファンタジー!
Now playing!!



――世界は、その歌声に恋をした。

その他のおすすめレビュー

尾岡れき@猫部さんの他のおすすめレビュー1,859