一言で言い表すならば、"コミカルな描写でサクサク進む冒険譚"。
主人公のジュキエーレは、まるで女の子かと見紛うような、可愛らしい姿をした竜人族の少年。どれくらいかと言うと、女装しても違和感が全くないし、何なら実の家族にも当然の如く女装させられるレベルである。
そんな彼は歌声で相手を魅了する能力を持っている一方、何故か魔力が発動しない。それでもめげずに、憧れの冒険者を目指す彼だったが──
因みにこの"歌声で相手を魅了する能力"、滅茶苦茶強力である。広範囲MAP兵器の如く、周囲のモンスターをほぼ無力化してしまうほどに。
何処か抜けていて、それでもひたむきに進み続ける少年ジュキエーレの旅路の果てには、何が待ち受けているのか。是非、その目で確かめて欲しい。
「読んで下さった方が明るく楽しい気持ちになれる物語を目指しています」
これは作者様のプロフィール欄に書かれているお言葉なのですが、本当にその通りの御作品です。
読者に対し、「楽しんで欲しい」、「笑って欲しい」という作者様の思いが強く伝わってきます。
作者様は声楽を学ばれるためイタリアへのご留学経験があられるそうで、そのご経験が作品内からも感じられます。
登場人物達の暮らす世界から感じる空気観、荘厳な、歴史を感じさせる遺跡、潮の匂い……そして何と言っても御作品の主人公、ジュキエーレ君が歌うシーンには、神聖な美を感じます。
目を閉じれば彼の奏でる竪琴の音色、繊細で美しいタッチの歌声が聞こえてくるようです。
また物語を彩る登場人物達は明るく、楽しく、面白く、拝読していて元気付けられます。
敵役にあたるキャラクター達も愛嬌があり、どこか憎めないのが可愛らしいです。彼等のことも、いつの間にか応援したくなっちゃいます。
魅力的な登場人物達が紡ぐ、美しく壮大なファンタジー。
一読すればこの華やか且つ繊細な世界観に、またジュキエーレ君の歌声の、虜になっていることでしょう。
大人気のこのお作品! イチオシレビューも多く、私は補足援護文をば。
今から読むのにちょっと迷うたっぷりの話数。
とても読みやすいので、読み始めたら沢山あって嬉しいな、に変わることでしょう。
この作品なぜ読みやすいのか?
それは作者さまがあえてそう書いているから!
とても博識で優秀で、仲の良い作家様のコメント欄にて小難しいことも語ってらっしゃるお方。
ですが、基本的に気さくで、他者を楽しい気持ちにさせる、サービス精神に溢れるコメントを多く拝見いたします。
そういったエンターテイナーとしての優秀な側面が、大いに作品に反映されています。
そして「本物の音楽」に実践としてとぷっと浸かって生きている御仁でありますから、なんと言っても、歌声のシーンが秀逸なのです。
かのピカソも相当な画力を持ってして、生み出されているあの作品群。
この小説も厚みのある作家が『誰もが気軽に楽しく読めて勇気づけられる作品』として生み出したもの。
しからば気軽に誘われてみるのも一興です!
序章まで読んだ感想です。
本当はもう少し読んでからの方が良いかと思ったのですが、魅力は充分、他の方が書いていらっしゃいますので、私はこの辺りで微力ながら援護射撃させていただきたいと思います。
御作は「ここにこう来たらスカッとするだろうなぁ」という王道的展開と、「お? ここは他の作品とは違うテイストだなぁ」というオリジナル要素が絡み合う上質なファンタジー作品です!
主人公のジュキくんは【歌声魅了】というギフトを所持していますが、魔力はからっきしで近所のクソ坊主に馬鹿にされるところから物語が始まっていきます。
ですが、その【歌声魅了】のギフトは作者様の力も相まり、敵味方、そして読者である私たちでさえも魅了していき、覚醒前でもその力の片鱗が味わえる内容となっていますのでご安心を!
ざまぁ要素も兼ね備えており、初っ端の時点で「あぁ、こいつがざまぁされていくんだなぁ」というのが分かり易く、読者をニヤニヤ、ワクワクさせていきます!
まあ、このざまぁされていくキャラも嫌な奴なんですが……なんでしょう?
作者様の力量もあってか、なーんか気に入っちゃうんですよね(笑)
回想に出てるだけで「お? また出てんじゃん♪」とニヤついてしまいます!
ストーリー、描写も魅力的で、構成も小説のお手本のような作品となっております。
読み専の方も、「自分でも小説を書いてみたいなぁ」という方も、一度、手に取ってみてはいかがでしょうか?
竜人族のハーフ、魔力なし、最弱認定、パーティーからの追放、実は……ギフト【歌声魅了】が最強のスキルという主人公。少女と見紛う容姿の彼は、実は竜の先祖がえりで――。
みんな、大好き。ハイファンタジー、ライトノベルの設定が、特盛です。
☆も1000をとっくに越て、安定の面白さを誇っています。
この物語、本当にたくさんの魅力があって。俺tueeeというよりは「俺kawaii?」って感じだし(読んだら納得してくれるはず
むしろ「ヒロインtueee系」だし(これも読んだら納得してくれる!
でも結局は、主人公最強という安定感があって。
そして敵さん達が、コミカルな面もありなぜか憎めない。
時に、昭和のバラエティーを見ているような感覚になります。賑やかで、ギャグに振り切って。コメントっで突っ込めば、ユーモアたっぷりに作者様がリプライしてくれる。
でも、この作品の最大の魅力は、作者様の音楽への造詣の深さでしょうか。
文字だけのメディア、カクヨムですよ。
それなのに読んでいると音楽が。旋律が。メロディーが流れてくる。そんな感覚に陥ります。
主人公のスキルは【歌声魅了】
まさに音楽の女神に愛されたスキルなのですが、作者様の音楽への造詣の深さが世界観に反映されていて。細部の描写、活き活きとした生命力、メロディーにつながっている気がするのです。
レビュアーは第五章:歌劇編Ⅱまで読了。まさか、カクヨムでオペラの世界を精緻に描いた作品に出会うとは、と驚いています。
ジェットコースターのような展開で
読者を飽きさせない。
笑いも絶えない。
主人公とヒロインの想いの強さにほっこりさせられる。
そして男の娘サービス忘れない(あれ?
でも、このバッググラウンドにあるのは、精緻なメロディー。積み上げられた音楽の知識。そんな土台で描かれるからこそ生まれたリアリティー。
そんなファンタジー世界があなたを待っています。
まるで、その広大な世界を、主人公と一緒に旅しているような錯覚に陥るのです。
もう一人のパーティーメンバーとなって、
この物語を記録(コメント)しませんか?
芸術総監督(インテンダント)である作者様が優しく応えてくれます。
ギフト【歌声魅了】が紡ぐ痕跡最大の劇場型エンターティメントファンタジー!
Now playing!!
――世界は、その歌声に恋をした。
誰もが笑顔になれるように、楽しめるように。
そんな作者様の気持ちが作品全体からほかほか立ち上って読者を包み込み、物語の世界に連れて行ってくれます。
登場人物は一人残らず愛嬌たっぷり。敵役も憎みきれない、愛すべきおバカさんたち。
どんな困難に出くわそうとも、悩みすぎず楽観的で、人生って本当はこれくらい軽い気持ちでいいのかも。と、つられてこちらも前向きになれます。
そのライトな作風にスルスル読み進んでしまいますが、ストップ! ちょっと待ってください。
少し立ち止まって、もう一度読み返してみてください。
文章がとても巧みなんです……!
さくさく読めるよう、よく練られているんです!
そこに気付くと、面白さが倍増します。
もちろんスピードに乗って読んでいただいて構いません。ですがぜひ文の上手さにも着目してください。間のとり方、テンポ感。とてもよく考えられています。
これが私の一番のおすすめ理由です。
軽やかに読むことも、しっかり読むこともできる。それがこの作品の強みなのです。
はい、このレビューを読んだ人!いきますよ~♪
いちにのさんはい~ 『ジュキく~~~ん♡』
声が小さい( ゚Д゚)!もう一度 『ジュキく~~~ん♡』
よし(。-`ω-)b
かわいかっこいい美男子竜人で、歌声が透き通って~♪
魔物がそれで魅了される。 無敵なS級冒険者主人公ジュキく~~ん♡
現在2000人以上の方がその姿に魅了されているジュキく~ん(/・ω・)/
✿
そんなジュキ君は生まれながらに魔力を持っていない子。←伏線
でも、「歌声魅了」というギフトを授かってからは、努力とその力で、仲間たちを幾度となく救う彼!
まさにひた向きに頑張る、『大人気な名作』なのです。
また、その仲間たちがそれに気が付けない! 気が付いている子もいるのですが……その子もまた打算的な子でして(しろめ
その子達がジュキ君を追い出してからの転落ぶりは、なかなかに爽快ながらも、その扱いには作者様の愛を感じられます。
最初の1話から、かなりの伏線があって
それが、回収されたとき!!
真の冒険が今始まる~~~~~(/・ω・)/うおおおおおおお!!!
そして、ヒロインとのラブロマンスもキュンキュンと読み手が求めているお話が詰まっている作品!
兎に角1話目を読んでごらんなさい!
そして叫びなさい!さんはい!『ジュキく~~~ん♡』
この作品が本格的……というのは、文章の完璧さ、美しさに表れています。
読者は安心して、読み進められます。
表現がシンプルで、とても読みやすいです。
そして文章の背後からじんわりと、やさしさ、愛情深さが伝わってきます。
ストーリーもよく練られていて、とてもおもしろいです!
なんといっても、そこかしこに漂う、ヨーロッパ的な空気感が、より深い世界観を感じさせてくれます。
自分のような、ヨーロッパ好きには、たまりません。
歌の場面は、ゆたかな詩情にあふれていて、不思議さや神々しさ、切なさを感じさせてくれます。
自然と引き込まれてしまいます。
楽しいシーンも、たくさんあります!
この物語の主人公が、うつくしい歌声で人々を魅了するがごとく、この作品の文章すべてに、かがやくような「魅了(チャーム)」の魔法が感じられます。
その素敵な魔法を、ぜひ味わってみてください!!
とにかく雰囲気明るくテンポが良いので、世知辛い現実の辛さをスパーっと吹き飛ばしてくれます。
シュールなリアクションが、あとくされのない笑いを提供してくれます。
なので、しんみりおセンチな気持ちになりたい人は読んじゃ駄目です。だって笑っちゃうもの。
ほんとに、敵味方問わず多くのキャラが生き生きとしているんです。
キャラが多いので、推しを探すのも楽しみの一つかも。
私の個人的な一推しは、イーヴォくん。
私は(ドジで)強い(つもり)というどこかで聞いたフレーズを地で行く少年です。
弱いくせに自分を強いと思い込んでいるのですが、この思い込みがハンパない。ガツンと現実を喰らっても冷めることありません。
ズタボロな扱いを受け続けた挙げ句、頭が禿げましたが、その強烈なパワーは減った毛と反比例してますます増すばかり。
笑われ担当のやられ役ではありますが、私たちの遺伝子がどこかに置いてきてしまったものをたくさん持ち続けている少年です。
うーむ。単なるイーヴォくんの紹介になってしまった。
長いです。始めの出だしは、ゆっくりです。
でも、それで読むのをやめてしまわないで!!
すご───く面白いんですよ。
・文章が読みやすい。
・空気が明るい。
・ギャグが豊富。アクの強いキャラに抱腹絶倒。
・主人公が歌を謳うのが圧巻。
こんなに歌って強かったの……!
・ヒロインが、強くて可愛い。主人公を、すごく深く愛してくれる。んもうラブラブ。
・主人公が可愛い(あれ……?)
もっと女装させたくなる。読者喜ぶ。恋人であるヒロインも、女装して美少女になっちゃう主人公にメロメロ。むしろ積極的に女装させようと狙ってる模様。
でも、主人公はれっきとした男の子。心が澄んで、かっこよくて、恋人には背伸びして見せたい田舎の純朴な少年で、強さはチート。ずば抜けてます。
読んでて、清々しいのですよ。空気が明るいので。
途中からは、長さ、なんて頭からふっとびます。
面白い! 面白い! 次を読め〜!
とページをたぐる手が止まらなくなります。
ぜひ、この楽しいハイファンタジーの海に、とぷん、と全身でダイブしてください。現し世を忘れますよ。
おすすめです!