KAJUN

江戸編と同じく、今作も海のリアリティが、本当に丁寧に、丁寧に、描写されていっています。とても読み応えがあります！ 作者様は、海女さんか漁師さんなんじゃないか、と思ってしまうくらい…続きを読む

非常にクリアな文章が、ポップでお洒落！　 昆虫にあまり詳しくない自分でも、思わず読みたくなる作品でした。 まずは、ヒロイン・御花見桜子ちゃんという名前の、素敵さ、センスのよさ！…続きを読む

美しい一幅の絵を見るような、古代ロマンあふれる素敵な作品でした。 素直で真っ直ぐなキャラたちが、まぶしい！ 主人公の女性・弓使いのコノハと、皇子・建比古の恋の物語です。 …続きを読む

同作者様の大人気作、『精霊王の末裔』の現代版、ラブコメディ。おもしろくて、気軽に笑えます！ 今作は、美少年のジュキくんが、魔法少女に変身して、悪の組織と戦います。 ロックスター…続きを読む

出てくるキャラがみんな、かわいいです！　そして毎話毎話、構成が上手で、ついついサクサクと、やめられない止まらないで読み進めてしまいます。 ハチャメチャに見えて、実はストーリーはし…続きを読む

M1を目指す高校生たちの、明るくて真っすぐなラブコメです。

物語内のネタも、おもしろかったです！！！

まるで美術館で油絵を鑑賞するように、ひとつひとつの場面が、とても印象的でした！　味のある映画のように、ドラマティックです。 この作品には、すぐれた「味わい深さ」があります。ひと…続きを読む

主人公の瑞季（みずき）君に思いっきり感情移入してしまい、ずっとドキドキでした。 切れるような文章力の高さが、読者を心地よくストーリーに没入させてくれます。 ▼大学生の男子・瑞…続きを読む

日常とファンタジーがうまく溶け合った、ふしぎなストーリーがおもしろかったです！ ▼主人公・ありさは、喫茶店で恋人・翔を待っていたが、現れない。そこに置いてあったのは、彼女のうさ…続きを読む

まずはタイトルの美しさに惹かれました。そして、その期待を裏切らない物語でした！ ストーリーはシリアスですが、内藤ふでばこ先生ならではの、ほんわかしたタッチで、こころよく物語は進ん…続きを読む

綺麗なお姉さんとふたりきりで、あんなことやらこんなことやら……という、ムフフなシチュエーションを、リアルに疑似体験させてくれます。 心地よく読み進めているうちに、心も体もほぐれ……続きを読む

「大根か、マンドラゴラか」というアイデアが、飛び抜けてユニーク・秀逸だと思いました。 謎の女から手渡された鉢植え――改心すれば大根に育つが、そうでなければマンドラゴラになって死ぬ…続きを読む

神社が好きな、主人公の高校生ヒロコが、自分を取り巻く不思議な世界に気づきはじめる、素敵な短編小説です。 文章全体に流れる透明感がすばらしいです。文章が美しくて、読みやすい！ 「…続きを読む

闘いへの熱いロマンが存分に描かれた作品で、読んでいるほうも、次はどうなるか、次はどうなるかと、一戦一戦、手に汗握りました！ 主人公イオリは、明るく前向きな……アツいほど前向きな女…続きを読む

イタリアへの音楽留学経験をおもちの作者様ならではの、ドキドキするようなリアリティと臨場感が散りばめられた、歴史ファンタジー！ まずはプロローグを読んでみてください。 この臨場感…続きを読む

良質な外国映画を観ているようでした。 王宮の陰謀に巻き込まれた主人公が、処刑されてしまうという、スリリングな展開からはじまる、当作。 綾森れん先生ならではの、安定の筆致。 納…続きを読む

岐阜県にある、六つの神社仏閣を紹介した、とても素敵な、六選のエッセイ。 主祭神さまから、ご由緒、エピソードなど、わかりやすく解説されています。 行ったことのある場所も、行ったこ…続きを読む

　一気に読める、ロマンス、感動作です！ 　孤独な少女と、孤独な少年が出逢う。 　クリスタルの音叉が、繊細な音で響きあうように、ふたりは共鳴しあい、思いやり、労わりあいながら、…続きを読む

一話ごとが、簡潔に短くまとめられていて、とても読みやすいです！ 込み入った筋でも、簡潔にわかりやすく描写されているのには、いつも驚かされます。まさに海石榴先生マジックという他あり…続きを読む

江戸時代の漁村を舞台とした、若い海女（あま）たちが躍動する、歴史ミステリーです。 とにかく女の子たちの描写が秀逸。 仕草のかわいらしさ。ネーミングセンスのよさ。 切ない、ピュアな…続きを読む

　この作品が本格的……というのは、文章の完璧さ、美しさに表れています。 　読者は安心して、読み進められます。 　表現がシンプルで、とても読みやすいです。 　そして文章の背後からじ…続きを読む

箱めがねで水中をのぞくように、むかしの江戸の町の様子がくっきりと見えてきます。 文章のキレがよいからでしょう。 各所に散りばめられた江戸言葉（地口）も、おもしろい！ 北斎と…続きを読む