概要
わたしは王家と代々仲良しにしてるアトレーテス公爵家の長女。
シルフィール・アトレーテスと申します。
わたしはわたしの婚約者ルイジュード・ヴィラ・エルドラードに幼いころだけ想いを寄せておりました。
この男の子は四季に恵まれた国、ヴィラ王国の第一王位継承者。
わたしが願うとお花が咲くという不思議な現象が起こるのですが?
お父様たちはただの偶然と言う。
わたしもそう思うのだけど?
ルイはわたしのことを聖女と思い込むほどに、この力を心から信じてくれていました。
幼い二人は王と王妃になるためにそれぞれ教育を受けることになるのです。
あまりの厳しさと忙しさに大好きなお花やちょうちょさんとの触れ合いがなくなる中、どんどん心が冷たくなっていくルイとの関係も悪くなっていくばかり。
もう王宮
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!目を閉じても、物語が終わらない。
まるで奇跡のよう。そんな軌跡を辿る道中。
夢の中にまで入り込んでくる、すごい没入感のある素敵な物語でした。
この物語を読んでいると、気づけばそのまま寝落ちしていて――目を閉じた先でもこの世界を彷徨っていたほど、圧倒的な没入感があります。
特にシルフィールさんとチャチャさん、ウルススさん。三姉妹の空気感が本当に大好きです。癒されます。
会話や距離感がとても心地よく、読んでいるだけで自然と物語の中へと引き込まれていきました。
気づけば「もう少しだけ……」
「もう!続き気になる〜!」
と、ページをめくる手が止まらなくなります。
物語の続きを想像しながら読む時間がとても楽しくて、続きを読むの…続きを読む - ★★★ Excellent!!!悪魔令嬢と呼ばれた少女が咲かせた、一輪の真実
『悪魔令嬢は聖女じゃなくて妖精姫でした』は、閉ざされた王宮から飛び立った一人の少女・シルが、名もなき人々の中で笑い、泣き、咲いていく過程を優しく描いています。
王宮の檻を破って羽ばたく彼女の青い翅(はね)が放つ光は、ただの幻想ではなく「生きる」という強い祈りそのもの。泥にまみれながらも、人々の笑顔と涙を糧に咲き誇るその姿には、華やかさを超えた優しさと力強さが宿っています。シルの旅の軌跡に花が咲くように、物語そのものが美しい魔法陣のよう。
ふとした風のように、読後に余韻が残る──そんな宝物のような一作です。
続編で、シルたちにまた出会える日を、楽しみにしていますね🦋 - ★★★ Excellent!!!大地のやさしさにあふれる、妖精姫の物語
主人公のシルフィールは、思いやり深く、勇敢な公爵令嬢。お付きのにゃんこ獣人チャチャなどなど、魅力あふれるキャラがたくさん出てきます!
かわいくて、美しい雰囲気の物語。
ポテトの話、はちみつの話、シルクの話など、しっかりと描写してあるけれど、かといって難しくはなく、とっても読みやすいです。
瘴気に浸食された世界の描写は、わたしたちの現代社会の似姿かもしれません。そんな世界を救うのは、魔法を信じることができる、軽くてやさしくて純粋な心。そして、自然への敬愛の思い。……そんなことを、胸にしみじみと感じさせてくれる作品でした。
特に第一章ラスト近くの、蚕にまつわるストーリーは素晴らしかったで…続きを読む - ★★★ Excellent!!!その令嬢が歩いた先には、ちょっとした「幸せ」と「笑顔」が生まれます
一話一話読んでいくごとに、ニッコリとさせられていきます。
主人公のシルフィールは、蝶々に愛されるなどの特別な体質の持ち主でした。でも、そんな彼女がある時に「悪魔」なのではないかと疑いをかけられ、婚約破棄された上、処刑されるべきだと宣言されてしまいます。
しかし、シルフィールはそれにはまったく臆しません。窮屈な王宮での暮らしからこれで抜け出せると喜び、「背中に生えた蝶々の羽根」や不思議な力を使い、その場から脱出します。
お供には「うにゃ~」が口癖の可愛いにゃんこ獣人のチャチャちゃんがついてきます。
そんなチャチャちゃんとシルフィールが旅をする中で、色々な人々と出会い、その土地そ…続きを読む