【こんな方向け】
☑ 女装潜入×学園ミッションのスリルを味わいたい方
☑ 夢に破れながら、もう一度立ち上がる少年の成長物語を読みたい方
☑ 音楽を通じて「自分」を見つけていく青春譚に惹かれる方
【あらすじ】
かつて歌手を夢見た少年・ノエルは、夢破れて見習い聖騎士となった。
そんな彼に下された極秘任務。
それは、「女装して、聖女学園に潜入せよ」というものだった!!
その目的は「聖女昏睡事件」の調査。
しかしそこは、その名の通り、清らかな乙女たちの園。
正体を知られる訳には絶対にいけない。
そんな彼と同室になったのは初恋の少女・リタ。
秘密と使命、恋と疑惑のはざまで、
ノエルは“自分自身の声”を探し始めるのだったが……?
全48話、長編・学園バトルファンタジーです。
【おすすめポイント】
(1)バレるか!? バレないのか!? ハラハラの潜入劇
女装潜入という、圧倒的高難易度の極秘任務。
入校から寮生活、日々の授業に至るまで、毎日が綱渡り。
さらにへんた……聖獣ユニコーンの「乙女センサー(※機能してないかもしれない※)」にも気を抜けない!?
息もつかせぬハラハラ展開が続きます。
(2)「何者か」に成りたい少年の成長物語
夢を失ったノエルが、任務を通して音楽という“かつての居場所”を再び見つめ直す。
ルッチ楽長とのレッスンを通して、自分の声、自分の輪郭、自分の存在を少しずつ取り戻していく姿が胸を打ちます。
彼の葛藤も、前に進もうとする勇気も、ひたむきに響きます。
読みながら、ノエルを応援したくなってくる筈。
(3)ヒロイン・リタの存在
潜入任務を支えるのは、ノエルの初恋相手である聖騎士隊長の娘・リタ。
そんな彼女と、同室の寮生活なんて、ドキドキですね!?
聡明で逞しく、時にノエルを翻弄する彼女は、見ていて頼もしい存在。
果たして、真のヒロインはリタなのか、あるいは……?
それは、読む方の見方次第、かもしれません(*´艸`)
元天才ボーイソプラノ歌手であった主人公ノエル。
彼の葛藤と新たな道を描いた作品です。
テノール歌手としての道を閉ざされ、このままでは故郷に帰ることなど出来ない……。
そんな嘆きの中、友人の導きで聖騎士見習いとなった彼は、ある任務を仰せつかる。
それは女の子の姿で聖女学園に潜入し、そこで起きている昏睡事件を解決することだった……!?
自分の見た目や声、それ故に抱くコンプレックスと、元天才の肩書故のプライド。
様々なしがらみの中、彼が何を考え、歩む道を決めていくのか。
個性豊かな仲間や聖獣たちと織りなすこの世界をぜひ堪能して欲しいと思いました。
読了したので書きます。
音楽、聖騎士、聖女、正統派のファンタジー。更に天才と言われていた神童とコンプレックス。最後に女装した美少年(ここが大事なわけだ)!!
つまり、元天才のボーイソプラノの持て囃されながらも夢破れた神童ノエルが聖騎士になるべく聖女に扮して任務を遂行するというのが基本的な流れになります。聖獣を召喚しちゃいます(ここも重要)!!
ストーリー自体は王道も王道。しかも、綾森先生が描くキャラたちは明るい作風に見事にマッチしており各々の持ち味がよく出ています。
特に人ではないのにやたらとキャラが濃いのがユニコーンです。本当に聖獣なのかと思ってしまうぐらいによく喋ります。
ネタバレはしたくないので書きませんが、このユニコーンとノエルのかけあいを含めた個性が遺憾なく発揮されるシーンを是非とも見てほしいです!!
聖女か?聖騎士か?かつての道か?
ノエルの明日はどれだ⁉
女装美少女、大胆なヒロイン、声楽、コンプレックス、聖女。
誰が書くのでしょう、綾森さんでしょう!!
綾森さんらしい素材満開、綾森さんらしさ全開の内容で、楽しい作品です。
かつての天才ボーイソプラノであるノエルは、声変わりで破門。挫折してしまい、それでも家族の為に聖騎士を目指すことに。
なんとか見習いになった彼に、まさかの極秘任務が!女装して学園に潜入?事件解決?
作品のテーマは、自分らしさでしょうか。
世間によって定められた基準から外れようと、それがノエル。本来求めていた道ではなくても、周りの助けもありながら、ノエルは徐々に自分を認めていきます。
作者さんが音楽知識のある方で、今作もまさにそれが発揮されています。演奏シーンは圧巻です。
自信とは、自分を知ることかもしれません。ノエルの歌声は美しいのです。
美少女と見紛う容姿をした男のコ。
聞くものを魅了するその歌声、しかし男らしさに悩む普通の男のコ。
自身の声変わりに絶望し、縁あって聖騎士を志した彼が、隔離された聖女学院に潜り込んで聖騎士団からの依頼で怪事件の調査をする、のだが――?
女学院&女子寮に単身偽装潜入し、
相部屋は初恋の凛々しいあのコ、
級友(当然女子)の中でも何故か可愛さで讃えられ、
そんな己の理想像とのギャップにへこたれながら、愛する少女の凛々しい愛情に支えられ、調査を続行。
音楽を奏でることで聖獣を召喚するこの世界、透き通るような可愛い声で歌い召喚した聖獣、そして仲間と共に事件の真相に迫るのです!
全編、可愛さと美しさで彩られた冒険譚、気軽に頁をめくり楽しむことができる楽しい一作です。
ここは、いにしえの大聖女ノエリアが後継を育てるために開いた学園。男子禁制の女の花園である!(先生は別)
しかし、ひとつの問題が起こっていた。
女生徒がつぎつぎと謎の昏睡に陥り、こんこんと眠り続けているのだ。
その調査のため、一人の少年が、少女に化けて学園に潜入することになった。
その名はノエル。
本人は女装なんか嫌だ、と思っているのに、女装が良く似合ってしまい、可愛さが天上突破なのである。
この物語は、正統派異世界ファンタジーの話の展開とともに、楽しいのが、キャラたち!
ノエル(男)は、ノエルたん、と言いたくなるほどヒロインだし、ヒロインのリタは、「いよっ、待ってました!」と登場時に花吹雪を散らしてあげたくなるほどかっこいい男前ヒロインです。
そして忘れてはならない、ユニコーンのお変態さんぶり。ユニコーンよ。なぜそこまで変態になった。ノエルたんが可愛いからか。ああそうか。仕方ないな………。
脇を固めるキャラ、それぞれ個性が強いのですが、私のお気に入りはルッチ楽長です。
天才音楽家で指導力があって、大人の男です。
読みやすい文章、軽妙なキャラのやりとり、キャラそれぞれの魅力。テンポよく進んでいくストーリー。
ストレスフリーで読めるのですが、話の進みかたは、きっちり計算されています。
まさに、読書をしていて、〝楽しい〟をひしひし感じられる作品です。
オススメですよ!
ぜひ読んでみてね!
変声期後に理想の声が出せず、歌声にコンプレックスを抱える主人公ノエル。
歌を諦め、聖騎士になろうと決めたのに、なぜか言い渡された任務は、音楽で聖獣を召喚する聖女たちの学園へ女装して入学すること……。
音楽と女装男子(男の娘と言うべき?)を描いたら右に出るものなしの作者様。
笑いの要素を各所に散りばめながら、テンポよく物語は進んでいきます。
ノエルが女装して入学するきっかけとなった事件を解明するミステリー要素。
様々な楽器を操り、聖獣を召喚する個性的な聖女達の魅力と、そのバトル。
更には、作者様真骨頂の深い情緒を感じさせる音楽描写など。
魅せる演出てんこ盛りの展開に、どんどん引き込まれます。
特に、主人公があるがままの自分を受け入れるまでの過程は素敵。
コンプレックスも「自分」として受け入れるには、自分一人だけでは難しいもの。
彼を支えるヒーロー……じゃなかった(笑)、ヒロイン(カッコイイ!)の活躍も注目要素です!
もうすぐ完結!
一気読みしてエンターテイメントファンタジーに浸ってみてください。
オススメです。
声楽家を目指していたノエルは夢破れて聖騎士へ。
ところが「女装して聖女学園に潜入せよ」との任務がくだる……。
もうこれだけで「おもしろそう!」となりますよね。
しかも、聖女は楽器を奏でて聖獣を召喚できる存在です。
ノエルは男の娘だけれど、果たしてそんなことができるのか?
また、夢破れた自分の過去に向き合わねばならないときもあって、そんな彼を自分と重ね合わせ、応援したくなること請け合い。
笑ったり、悩んだり、はたまた学園内で起こる怪事件に立ち向かったり。
「おもしろい!」の豪華詰め合わせなこの作品、絶対気に入ると思いますよ!
天才少年歌手だったノエルは変声期で歌の道を絶たれた。新たな目標として聖騎士を志望するノエル。聖騎士見習いの初任務は男子禁制の聖女学園に女生徒として潜入し、不可解な昏睡事件の調査を行うことだった。女装の羞恥と潜入生活のストレス、そして勇気を胸に、ノエルは聖騎士になるため奮闘する。
女の子と見紛うばかりの美少年が活躍する音楽とバトル、謎解きなど盛りだくさんの要素が楽しめるファンタジー小説です!
コミカルな調子で展開される物語は、大変読みやすい。でも、油断してはいけません。この物語にはしっかりと陰謀も織り込まれていて、主人公のノエルたちをギリギリと追いつめます!
個性際立つキャラが多いのも本作の魅力。
主人公は男の娘だし。ヒロインはそんな可愛い主人公に劣情を抱きまくりだし、仲間になるユニコーンは美少女好きの変態だし。
それに、楽器演奏で聖獣を召喚する設定も面白いです。こんな設定のある世界で、天才少年歌手だったノエルが活躍するわけですから――
物語もキャラも、他では見れない魅力がいっぱい!
ぜひ、ノエルがどんな大活躍をするかを、ご自身の目で確かめてください☆
さぁ、女装男子。つまり男の娘好きの皆さん、お立ち会い。
いや、可愛くて、愛らしいけどひたむきな主人公(真のヒロイン)好きにこそ捧げたい物語です。
極秘任務を受けたのは、声楽を志す挫折し、現在は騎士のノエル(以下、ノエルたん)
騎士としても有能といえない彼が課された使命は、男子禁制の聖女学園への潜入捜査することになったのでした。
本当に、男の娘を書かせたらカクヨム随一(当社比)の作者様の筆致、今回もブレません。
色々な作品で声楽を取り入れてきた作者様ですが、今回は音楽をもとにして聖獣を召喚するという設定ですが、ノエルたんは……?
コンプレックスを感じ続け、今の自分を否定しつつも、今できることを模索し続ける(時に推理が的外れ)なノエルたん。
そんなノエルたんをありのままに受け入れるヒロイン。そして楽長。遠くから見守る親友と……読んでいて熱く滾る人間関係にワクワクします。
現段階、物語も佳境の空気。
まさに立つ者、即ち騎士なり。
ノエルたんが奏でる唯一無二のオペレッタ、つまり優しき者が奏でるラブソング。
今からでも遅くありません。絶対にハッピーなラストが待ち構えているはず。その時はスタンディングオベーションで讃えたい!
男の娘を愛するすべての人達へ‼
聖女学園で起きたとある事件を解決するために、聖騎士見習いのノエルは女装して学園に潜入!!
聖女学園というからにはもちろん男子禁制。でも大丈夫!主人公のノエルはとっても可愛い男の娘になります。
そう、あまりにも可愛すぎて、同室のヒロインにも他の同級生にも、そしてなんと聖獣ユニコーンにまでモテモテなのです!
え?うらやましいって??そうでしょうそうでしょうとも!
しかし、ノエルはちっとも嬉しくも楽しくもありません。
彼はもともとボーイソプラノとして天才的な歌い手だったのにもかかわらず、それは過去のはなし。彼は自身の高い声、そして容貌にコンプレックスがあり、ずっと男らしくありたい!と思っているのです。
恋とバトルと歌と楽器と学園ファンタジー。
自分らしくとは何か?すこしずつ成長していくノエルと、それからヒロインリタとの恋も、事件の真相からも目が離せません!