貴方の個性が失われたとして。貴方は貴方と言えることは「愛」なんでしょう

とても、切なくて。
とても深くて。
覚悟を決めた、愛の物語。

例えば、ですよ。
自分が得意とすること。
誇りに思ったこと。
その何かが、明日から、輝きを失ったとして。

その人を変わらず、大切に想えるだろうか。

この物語に、ご都合主義はなくて。
シンプルに、起きた「事実」を突きつける。

そこまでの過程を経て。
覚悟を決めた二人の形を

愛と言わずして、なんと表現したら良いのだろう?

貴方は貴方と言えること
これこそ「愛」なんでしょう。

切なくて、物悲しいけど。
これは、二人にとって、決してビターエンドではない物語。