作品概要で作者の方も「RPGのような」と書いているように、まるで大作ファンタジーゲームを遊び進めているかのような作品です!
(ゲームのようと言ってますが、作中にゲーム的な用語が出るわけではなく、世界観は本格ファンタジーです)
宿命を背負った主人公とヒロインの旅立ち。小さな依頼から次第に大きな運命に広がっていく冒険。個性的な仲間と出会って充実していくパーティー。主人公と仲間の絆イベントも盛りだくさん!
私の好きな王道ゲームってこうだよね!という要素がたくさん詰まってます!
さらに戦闘もRPGのよう!主人公たちは状況に応じた様々な技を持ち、さらに仲間同士の合体技まで!
敵のモンスターも個性豊かで、主人公たちがモンスターに合わせて攻略する様子はゲームのボス攻略のよう。
私は、作品を読みながら「ゲームだったらこんな画面でこんな技なのかな」と想像しながら楽しんでいます!
運命に翻弄される、人族の少年
過去にしばられる、魔族の少女
そして出会う気のいい仲間たち
立ち塞がる強敵を前に、次第に仲間としての絆が強くなってゆく
少年のひたむきで誠実な想いが、仲間の心を優しく溶かしてゆく
そして少年の心に力強く寄り添う仲間たち
度重なる試練を乗り越えて!
仲間達と強敵に立ち向かう!
激戦から生まれゆく友情
危険と日常で芽吹く恋心
少年少女たちに課せられた宿命とは!?
世界を歪める恐ろしい闇の正体とは!?
種族の垣根を超えて世界の脅威に立ち向かう!
RPGのような王道異世界ファンタジーをあなたの手に!!!
この物語は、『血のホワイトデイ』と呼ばれる一つの大きな事件から始まります。
最初は人族側が魔族に突然襲われ、魔王の配下である存在により国王や主人公クロウの兄たちが悲劇に見舞われるところから始まります。
しかしその直後に語られるのは、もう一人の主人公アーシェ視点で語られる、魔王が配下に叛逆され討たれてしまうというもの。
人族と魔族。両方に起きたその謎めいた事件から10年…本格的に、運命は動き出すのです。
本来魔力を感知できないはずの人族が、それを感知できるようになり魔法を使えるようになった『ニューマン』と本来の人族の『オールドタイプ』に分かれていて。
クロウは冒険者生活の傍ら、血のホワイトデイについて調べる日々。
前魔王の娘であるアーシェは自身をアーシアと名乗り、とある王城で身分を隠してメイドとして過ごす日々。
それらがある日…ひょんなことから一つに重なり、彼らは運命の出会いを果たします!
果たして彼らの行先には何が待ち受けているのか、そして血のホワイトデイの全貌とは!?
魔法を使えない…けれどいくつもの武器や技を巧みに使うクロウと、魔法を自由自在に操るアーシェの物語…ここに開幕です!
この小説の魅力は、何と言っても多様な要素が絶妙に絡み合っている点です。
戦闘シーンでは、剣と魔法が激しく交錯し、息をのむような緊張感が漂います。モンスターとの戦いは、まるでRPGゲームをプレイしているかのような迫力と臨場感があり、読者を飽きさせません。
一方で、クロウとアーシェの間に芽生える絆や友情、そして恋愛模様?は、ほのぼのとした心温まる瞬間と戦闘シーンとのギャップにキャラクターへ深みを与えます。
後に仲間となる人物や二人が旅の中で出会う人々、その出会いがもたらす成長も見逃せないポイントです。
それぞれのキャラクターが持つ背景や動機がしっかりと描かれており、彼らの成長や葛藤がリアルに感じられます。
この作品は、ファンタジー小説の醍醐味を存分に味わえる一作です。戦い、愛、友情、成長など、多彩な要素がバランスよく配置されており、どのシーンも魅力的です。
ぜひ、クロウとアーシェの旅を一緒に体験してみてください。
主人公一行は旅の途中で数々の困難に立ち向かいながら、次第に仲間としての絆を深めていきます。
巧みなストーリーテリングは、読み手を飽きさせることなく物語の世界へと引き込みます。
作中には追放された者たちの奮闘や成長が描かれており、ユーモアと感動が織り交ぜられた展開が魅力となっています。
予期せぬ出来事や意外な展開が続き、主人公らが次第に世界の命運を握ることになるプロセスは読み応えがあります。
登場人物たちの個性豊かなキャラクター設定と、主人公らの冒険を通じた成長が丁寧に描かれており、読み手は引き込まれること間違い無しのオススメの作品です。
人族と魔族が支配する異世界アトランティスを舞台に、血のホワイトデイという悲劇的な事件をきっかけに、2人の主人公クロウとアーシェの物語が始まる、ファンタジー要素満載の作品です。
物語序盤から、クロウの日常や性格、アーシェの境遇や思惑など、主要キャラクターの魅力が丁寧に描かれており、読者を引き込む展開になっています。また、世界観設定も独創的で、人族と魔族の力関係の変化や、社会の変容ぶりに興味をそそられます。
クロウとアーシェ、立場は違えど真実を知ろうとする2人が今後どのように関わっていくのか、そしてアトランティスの世界にいったい何が起きたのか、続きが気になる物語です。
ある日を境に世界は変わってしまった。
一体誰がどんな目的で世界を塗り替えたのか?
真相の一端を知る少年クロウと、前魔王の娘アーシェ。
二人が出会い、運命が動きだす。
物語が進むにつれて仲間が増えていきますが、
皆、何かを抱えているからこそ強くなれた者ばかり。
バカがつくほど優しくて、でもバトルでは負け知らずのクロウと、
頭脳担当でクールな美少女に見えて実は大食漢のアーシェ。
ほかにも個性豊かなキャラクターがどんどん登場します!
バトルを繰り返す先に見えてくる黒幕の正体とは?
仲間と共に世界を救う熱い物語をぜひ楽しんでください!
それを境に変わってしまった。
「血のホワイトデイ」事件
人族が、魔族が、変わってしまったのだ――。
事件を切っ掛けに、人族から少年クロウが、魔族からは少女アーシェが動き出す!
クロウはオールドタイプとして、アーシェは前魔王の娘として追われる立場になる。
そんな二人は冒険者という身分でちょっとした安らぎの時間を得るのだが、世の中はそれで過ごして行けるほど甘くはなかった。
バトル! バトル!! バトル!!!
行く先々で繰り広げられる、戦いは胸熱だ。
そして、共に戦い、互いの過去を知り、絆を深めながら、物語は進んでゆく――。
とにかく、この作品はバトル多めのカッコいい展開が魅力です。
そして、主人公クロウの名言もなかなかのもの。
何? イマイチ読む気がしないだって?
私が面白いと言っているんだ、そんな私を信じろ!
ここ、重要、上書きしたか?
※すみません、クロウ構文が上手く使えていないかも……(^^ゞ
人族と魔族が別れて住む世界。
人族は魔法を使えないかわりに、優しさと協調性のある種族だった。
しかし、ある日、世界は改ざる。
『血のホワイトデイ』と呼ばれる大事件のあと、人族は変わってしまった。
なぜか魔法を使えるようになり、優しさと協調性を捨ててしまう。
だが、その変化を世界中の多くの者が気づいていない。
そして、主人公の戦士クロウは、気づいている中の数少ない一人だった。
彼はこの世界が改ざんされた謎を探し求める。
そこで出会い、仲間となるのは。
前魔王の娘アーシェ。
流浪人エルフ女性のサリア。
次々に襲いかかってくる敵を、三人のコンビネーションで切り抜けながら、世界に隠された真実へ迫る。
読みやすい・テンポいい・わかりやすい。
三拍子そろった気軽に読める王道冒険ファンタジーです。
オノマトペを大胆に多用した文体なんですが、これが上手い。
凝った文章より直感的に情景が伝わっちゃうからすごい。
だから文字数を最小限にできるおかげで、読みやすい、テンポがいい、わかりやすい。
そんなライトに楽しめることを追求したような読み味になっています。
もう一つ語るべき魅力は、主人公クロウの名言の数々。
決め台詞的なものですが、これが真似して現実生活で使ってみたくなる台詞が多い。
ギリギリ日常で使えそうな中二病度というのか、そういうラインを攻めてくる台詞なんですよね。
私のお気に入りは、クロウがピンチになってフラフラになりながら言う「今は後悔する時じゃない。自分の守りたいもん守ってから、反省をすればいい。」です。
ギリギリ日常で使えそうだけど、微妙にハードル高いのがポイント。疲労で倒れそうになったときに言ってみたい。
なのでクロウの台詞のいくつかは、私の心の中にある、『一生に一度は言ってみたい台詞』に辞書登録されております。
こんな方にオススメ。
:とにかく読みやすい王道冒険ファンタジーを求める人
:主人公が中二度高めな台詞を吐きながら、バトルするのを見たい方