二つの運命が、重なる時に

この物語は、『血のホワイトデイ』と呼ばれる一つの大きな事件から始まります。

最初は人族側が魔族に突然襲われ、魔王の配下である存在により国王や主人公クロウの兄たちが悲劇に見舞われるところから始まります。

しかしその直後に語られるのは、もう一人の主人公アーシェ視点で語られる、魔王が配下に叛逆され討たれてしまうというもの。

人族と魔族。両方に起きたその謎めいた事件から10年…本格的に、運命は動き出すのです。

本来魔力を感知できないはずの人族が、それを感知できるようになり魔法を使えるようになった『ニューマン』と本来の人族の『オールドタイプ』に分かれていて。

クロウは冒険者生活の傍ら、血のホワイトデイについて調べる日々。

前魔王の娘であるアーシェは自身をアーシアと名乗り、とある王城で身分を隠してメイドとして過ごす日々。

それらがある日…ひょんなことから一つに重なり、彼らは運命の出会いを果たします!

果たして彼らの行先には何が待ち受けているのか、そして血のホワイトデイの全貌とは!?

魔法を使えない…けれどいくつもの武器や技を巧みに使うクロウと、魔法を自由自在に操るアーシェの物語…ここに開幕です!

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