概要
最下級の発明の女神エリカは、刀を振るい、知恵を巡らせ、己の道を貫いていた。
そして、彼女の周りには様々な神々がいる。
未来を司る女神スクルドは、彼女を説教しながらも妙に気にかけてくる。
現在を司る女神ヴェルザンディは、規則に厳しいところもあるが、気さくな性格だ。
過去を司る女神ウルドは、自宅にひきこもっている。
そして、美と豊穣の女神フレイアは、なぜか彼女を目の敵にしてくる。
そんなある日、突然死刑宣告が下る。
「オーディンの宝を盗んだ」と濡れ衣を着せられ、裁きを受けることになった。
誰も話を聞いてくれない。
どんなに無実を叫んでも、周囲の神々は冷たい目を向けるだけだった……。
これは刀と発明を武器に、運命を切り開く物語。
規格外の女神が駆ける! 刀
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!大いなる運命の前に、少女は余りに無力だった
北欧神話は血湧き肉躍る……というより血腥い印象を抱く人が多いのではなかろうか。ケルト神話もそうであるが兎に角、登場する神々や英雄が血と闘争に飢えている。
本作の主人公・発明の女神エリカは正しく、そんな北欧神話の血に塗れた残酷で美しい世界を体現したような存在である。
正史ルートとIfルート、二種類の結末が女神エリカには用意されているのだが、Ifルートの「早すぎたラグナロク」編の血腥さたるや凄まじく、何ならこちらが正史でも良いんじゃないかと思うレベルに美しく、そして鬱苦しい。
ラグナロクを回避するために彼女が取った手段は余りに幼稚で──けれども、愛する者を守りたいという想いは、紛れもなく本…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ダクファン苦手…という方にこそ(´・∞ ・` )
どこかぶっ飛んだキャラの主人公エリカw (´・∞・`*)
正史ルートでは、周囲の負の感情にさらされながらも身近な存在の愛に守られ、やがて愛を与える喜びを知っていく中、旅立ちます ”(´・∞・` )神友とのこれからも含め、先を追いたくなるルートです
そして、IFルートも読んでほしい(`・∞・´ )
ダクファンになじみのない方でも、入りやすく丁寧に闇に引きずっていってくれます ”(´・∞・` )
正史ルートだけではもったいない \(´・∞・` )正史ルートを読んだ後にこそ、迫るものがっ
正史ルートのみもアリ。正史ルート+IFルートでダクファンに目覚めるのもアリ。
もちろんダクファン好き…続きを読む - ★★★ Excellent!!!🌈最下級女神の逆転劇!🌟北欧神話で織りなす感動とスリルの物語🌍✨
『3級神エリカの成り上がり』は、北欧神話をベースにした成り上がりファンタジーの傑作です📖✨。
法王院 優希先生の緻密な描写により、壮大な世界観とエリカの奮闘が鮮明に描かれています⚔️📘。
最下級の発明の女神であるエリカが、冤罪や陰謀に立ち向かい、自分の道を貫く姿は感動的です💪🌈。
彼女のユーモア溢れる性格や、神々とのドタバタ劇が物語に笑いを添える一方で、シリアスな展開が読者を引き込む力を持っています🎭。
正史ルートでは王道ファンタジーとしての魅力を楽しめ、IFルートではダークな展開がスリルを加えています。
笑いと感動、王道とダークの二重構成を、ぜひお楽しみください😊✨! - ★★★ Excellent!!!北欧神話&成り上がりが好きな方!必見です!ダークなIFルートもあり!
北欧神話がベースになった底辺女神エリカの成り上がり物語!
こちらの作品。
北欧神話のよく知る神の名が出てきて、人物像(神物像?)が想像しやすく。
それでいて独自の設定を盛り込んだ、独創性のある物語になっています。
女神・エリカの物騒な思考に笑ったり。
冤罪をかけられるなどシリアスな展開などもあり。
物語として、とても面白い!
他にも。
正史ルートの王道な表の物語。
IFルートのダークな裏の物語。
など、ひとつの物語で二度楽しめる作品になっています。
もし、まだ見たことのない方がいたら一読してみてはいかがでしょうか?
必見です! - ★★★ Excellent!!!この冤罪、黙って受けるわけにはいかない。エリカの反撃が今始まる!
冤罪、陰謀、そして追放——これほどまでに「不運」を背負いながらも、なお前を向いて生きようとするエリカの姿に、いつの間にか感情移入してしまいました。神々のヒエラルキーの中で最下層とされる3級神でありながら、彼女の芯の強さはどの神よりも輝いています。オーディンの冷酷な裁き、ロキの狡猾な策謀、そして静かに見守る神々の目……
この閉ざされた世界の息苦しさがリアルで、まるで自分も裁かれる側に立っているような気持ちになりました。
しかし、そんな絶望の中にも希望はある。エリカを信じる仲間、スクルドの温かさ、そしてスザクの存在。エリカが抱える「ノルンの謎」は、まるで神々の世界に仕組まれた伏線のようで…続きを読む