「心に寄り添う一皿」、という素敵なキャッチコピーはまさに、悠稀よう子さまが綴られる詩を見事に体現されています。一品一品味わうごとに実感し、心がまるく満たされます。食卓を通じて心が温かくなる詩の数々は思い遣りに溢れており、食事の大切さを私たちに寄り添いながら教えてくれます。読んでいて料理がしたいな、今夜のごはんは明日の朝食は——と、自然と穏やかな気持ちで考えてしまう読者さまも多いのではないでしょうか(タグにもありますように、栄養についてもよく考えられています。おすすめです🍽✨)
また、食と合わせて季節も味わえるのが素敵な魅力となっています。漢字とひらがなの組み合わせにも温もりを感じられて、作者さまが大事にされている表現の豊かさも伝わってきます。一品一品、丁寧な気持ちで作られているあたたかいごはん、ぜひ召し上がってみませんか? 優しさいっぱいの温もりをたくさんの読者さまにご堪能していただけたら幸いです。悠稀よう子さま、素敵な食堂を開いてくださり、本当にありがとうございます。