二人ぼっちの世界を飛び出せば、二人色のコントラストで彩られて

甘い物語なんです。
そして、ちょっとだけほろ苦いエッセンスを加えたら。
後は、とことん甘い物語がノーストップ。

旧題「ボッチを卒業して2人ボッチになった話」からの改稿で、特に心理描写やそれぞれの関係性を丁寧にブラッシュアップされています、

この二人ぼっちという言葉が、好きだったのですが。それが改稿された今作では
「クラスの訳あり女子の悩みを溶かしたら、甘々彼女になった。」
まさに物語のあらすじは、タイトルが表しています。

ぼっちから、二人ぼっちへ。でも、そこに止まらず、
広い世界を飛びしたら、世界の見え方はこんなにもカラフルで。

二人が色々な人に認められて。
そして、色々なことを許したり、受け入れたり、友達になったり。
そんな関係性が丁寧に描かれて。そこに二人の愛情が、より深化していくから。もう読んでいて、ニヤニヤが止まりません。

二人の色が交わって、織りなす、そんなコントラスト。あるいは、化学反応。
もしかすると、この関係こそ共依存と言うのかもしれない。その共依存で、周囲が見えなくなる二人が、また尊いんですけどね。


糖度測定不能
不純物ゼロ
ようこそ、二人ぼっちの世界へ。

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