秘密を胸に秘めている人がいる。
誰かしら、何かしら、そんな秘密を抱えていて。
その秘密を、濃淡あれど味で感じてしまう女の子のちょっと不思議な物語。
人間の関係って不思議で、あれだけ好奇心旺盛だったのに。もっと知りたいと思うのに。知ってしまって、色褪せることが多々あって。
でも……この物語は?
おっと、その先はひ・み・つです。
秘密はね、蜜の味なの。
でも、蜜を舐めとったあと。
まだまだ、知らないことが多いって気付けたら――それは幸せかも。
好きの反対が無関心とは、よく言ったものです。
その秘密、食べ飽きた?
あなたの秘密はどうですか?