このエッセイ(個人的にはラブコメと言い切りたい)は、前作「恋に恋する乙女たち ~恋する小学生とじゅうななさいの聖女~」を読むとなお、楽しめるのですが、読んでなくてももちろん楽しめます。
しおんちゃんと大人の女性「あかねさん」との恋
騎士君と聖女様(このネーミングセンスが、音無ワールド。クセになります)
前作から引き続く、プラトニックで危うい感情のバランス。
その他にも、巡る恋の数々。これが全部リアルで起こったこと(だからエッセイ)なんですよね。
恋って、憧れも含まれたり。
思慕。
信頼、色々な感情がもつれた状態を「戀」って書くわけで。
心が、もつれちゃう。
そんな状態で、真剣に「戀」している人達がいる。
それもリアルに。
ゆるりと。
基本、中学生女子の視点で語られる
恋に恋する恋物語。
読んだらきっと
「恋」したくなっちゃう。
そんなエッセイです。