穂波子行

今や生活には切っても切れない存在となった小売業、ドラッグストア。 薬はもちろん、生活雑貨に食品に、衣類や雑誌、文房具まで取り揃えている。 しかも安い。 自宅のそばに一軒はあって…

疲れ気味のＯＬさんと、路地裏の花屋さん。どちらがどちらの癒しになるのか、足りない部分を補い合える関係が、居心地の良い場所を作るのです。

縦横高さ15センチの立方体「ダイス」の普及により、生殖行為がすべて体外で行われるようになった未来。 第三次ベビーブームが終わり人口抑制期に入った日本を舞台に、JCの女の子が恋に奔…

僕、笹川侑弥。親友、芝田和城。 画家の僕とサラリーマンの芝田。 絵を描くことしか取り柄のない僕。 立ち止まってしまうたびに、芝田は僕の隣に立ってくれる。 いつも。いつも。

問題解決に長けた女子高生が、異常な影響力で人々を発狂させるアイドルと戦う話です。 本文は主に二人の一人称で書かれます。 問題解決に長けた女子高生は、「いまどういう状況なのか」「…

おにいさんは謎なメッセージを残し、ドアを閉めてからもう三日。なにか食べるものを持っていればいいのだけど……

『言霊』。 言葉に込めた思いが現実を捻じ曲げる力。 弟がツイッターを用いて始めた、 言霊の力を確かめる実験は、 継続と拡散によって、奇妙な展開を見せる。 私と弟が実際に体験した…

　

通夜での出来事。 タイトルどおりの話で何のひねりもありませんが、霊感ゼロの筆者が体験した唯一の実話怪談です。あまり怖くないです。 ※カクヨム異聞選集応募用に書きました。

嫌いなものだらけだった世界を、全部好きに変えてくれたお母ちゃんのお話。

蕎麦を使った簡単なレシピです。 みんなのお腹が減りますように

常永まひるは家でだらだらと過ごしていたい堕落好きな高校生。 けれどまひるの祖父が拝み屋で彼女も能力を継いでいるため、 祖父からあやかし退治に誘われる始末。 堕落した生活を送りたい…

冴えないサラリーマンの宗一郎の唯一の趣味は美味しいご飯を食べること。 読んでるだけでお腹がすくような文章を目指しました。 2017/06/23　一部加筆を加え、飯テロ表現の強…

　その夜、部屋で映画を観ることになった。 　彼女はピザを注文した。

僕と、僕の片想いの相手であるよもぎ先輩が所属する天体観測サークル『コメット』。 二年生になった春、変わり者の美少女、若狭さんがインパクトのある登場を果たす。 そしてある日、僕と若…

　ひとりの少女は今日も嘘をつく。 　それはいつもの日常で彼女の生き方だった。 　だけど今日はそれが非日常となった。 　彼女のついた嘘は彼を巻き込んで大騒ぎとなる。 　それはとても…

異世界の姫君アレイナは、大臣の協力の元現代日本から勇者の資質を持つ高校生「冥神　剣護」の召喚に成功する。 だがこの剣護の文章力が低すぎたため、アレイナは『やばい、こいつは魔王倒す…

『どっちが優れた童話作家か、勝負してやる』 世界にはその名を知らぬほど有名な童話があることを知っているだろうか。 アンデルセン童話と、グリム童話。 そしてその作者である、アン…

上司に怒られ、ご飯を食べに行く余裕もない。 そんな僕が見つけたのは、段ボールに入った一人の料理人でした。

久しぶりの御馳走だ。 味気ない日々の食事は作業のようなものだった。 だけど今日は違う。

　私は医療事務員である。名乗る程の者ではない。というより、名乗る余裕がない。なぜなら、医療事務の仕事は……。 ※ 　とある県の、とある病院での業務を参考にしております。他…

※富士見Ｌ文庫刊『飯テロ』収録作。 ある日、結婚詐欺師の男性が殺された。 容疑者は、詐欺師に騙されていた二人の女性。 捜査主任の徳憲（とくのり）忠志（ただし）警部は、科捜研の…

２０１６年４月１４日午後９時２６分、熊本県熊本地方をマグニチュード６.５、最大震度７の地震が襲った。 これによって被害を受けた自治体の一つ、西原村。 そこである一人の男が、小さ…

自分から人を好きになることができず、恋愛を諦めていた十八歳の小鳥遊　優斗。 優斗の夢は、ヘアメイクアーティストになるために東京へ上京すること。 いつも思っていた。 誰かが自分の…

なんとなく地元の大学出て、なんとなく実家のコンビニを継いだ俺。 社会人一年目、一日だけの夏休み。 いい感じの波の海に遊泳禁止の警報が鳴り響く。 なんとなくじゃないものを求め…

他人の話なのか個人の話なのか全体の話なのか一体なんなんだよっていう話です。

平日毎朝更新の、ショート学園四コマコメディー小説です。 気軽にのんびりとお楽しみください。 出席番号１番　藍川穂咲（あいかわ　ほさき） 　　　　　　　お昼休みだけ「教授」 出席…

この作品の主人公と同じように台所でシチューを作りながら考えましたが、彼女と同じ状況になったとき、彼女が取った以上の的確な安全策は私には思い浮かびませんでした。何かよい対策があれば…

もし、自分の子供(いないけど)に、こう聞かれたら。 なろうに載せていたものの転載です。

至極どうでもいい、私が小説(読書)と巡りあった話をしよう。 ※ブログにて昔、書いたものを転載しました。

やっぱり風邪を引かなくても、弱気にならなくても読んでください。

月のように美しく、檻に閉じ込められた少女。 太陽のように明るい、自由な輝きに満ちた少女。 共に輝くことが、どんなに困難でも——雨だけは、ふたりを優しく包む。

6歳の奈々子ちゃんが姿を消した。 ｢カレー食べにいきます｣という謎のメモを残して……。 探偵本宮忍と、桜井梨央は、少女を見つけることが出来るのか？ 少女の書いたメモの意味は？ …

台詞だけでどこまで妄想できるか… 勿論、私の中ではある世界観が軸になっていますが、削りに削った作品です。

文明は滅び、幾星霜── 地には毒素がみち、珪素と重金属に蹂躙されていた。 地獄のような環境で、人類は〝神樹木〟と呼ばれる存在に頼り、わずかな日々の糧を手に入れていた。 荒野をい…

犬と苺とエスプレッソが大好きな女の子が主人公です。

西暦2000年。イギリス北部の小さな街に住むマキカは「お片づけ」依頼を受ける。80歳になる上品な老婦人の家は、想像を絶する汚さだった。

日光は自然が豊かで寒さの厳しいところ。 そこに実在する文化財と大正時代からの歴史を持つ氷を元にした物語。 ［あらすじ］ 祖父の残した懐かしい写真をきっかけに、思い出の場所を訪れ…

森に迷った健太は一人の少女、奏と出会った。少女の後を追うとある洋館に辿り着く。そこには奏のお婆ちゃんと名乗る女性がいたが、奏は私にはお婆ちゃんはいないと答えた。一体どういうことな…

付き合いたての彼女の香菜と一緒に台湾旅行に出かけた時のこと。そこで入った一軒の古びた食堂。魔法のスパイスとともに、魔法の夜が始まる――

お邪魔しますm(_ _)m まだちょっと、みんなに肩を並べるには至ってないけれど、とてもオイラっぽい仕上がりです。 よろしくです〜。 電書ちゃん主催、「にごたな」応募（予定）…

唐木柊司、26歳。職業、コンサルタント。 世界に幾つも拠点を構える「ストレイブルー・コンサルティング」の一員。 働いて、働いて、迷って、足掻いて、働いて。 2500字×40話…

どこまでもどこまでも水平線の続く、広い広い海のうえ。 　 そのはしっこにあるちっぽけな島に、灯台がひとつ。 ぽつんと立っていました。 短編です。

エリナは二十八歳の落ち目アイドル。ある日彼女は「もう年だし、女優路線に切り替えてはどうか？」と言われてしまう。そんな彼女の元へ、新曲が届くのだが――

この姉弟は、そろってツンデレ？？？

『おいしくなければお代はいただきません　――りつか』 通い慣れた店に見つけた見慣れない一文。 それは新しい『おいしい』のはじまりでした。

くまのプーさんと巨大な人食いエゾヒグマが戦うお話です。