カフェモカ味の恋

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本文開く前から、可愛い子がお出迎えしてくれます。

冒頭からとても丁寧で、優しい言葉の数々が、コーヒーに合わさるミルクのように、心に溶け込んできます。
まるで、一文一文にほっこりの魔法がかけられているかのよう。
それほどまでに、作者さんの言葉選びのセンスが一際輝いており、何事もなく過ぎ去る瞬間ですら淡く彩られております。

看板犬ココアの一挙一動はもちろん、恋する女の子の可愛らしさも……憧れのあの人の優しさも是非見守って欲しい、そんな素敵な作品です。

寒空の下で過ごす、カフェでの心温まるエピソード。お気に入りの飲み物と一緒にいかがでしょうか。

ココアとの触れ合いが愛らしく、エスプレッソさんに憧れる姿が可愛らしいです。
ココア、いい役してますね！
今度は二人と一匹で、お茶できるといいですね。

基本、ほぼワンシーンなんです。

もちろん小説なので時間が経過しますし、
それに伴って少しずつ変化はあります。

が、基本的にはずっとワンシーン。

その微妙な変化を丁寧な筆致で
ひとつの小説に織り上げてあって、
しっかりと読ませてくれます。
これは文章と構成がいい、ということです。

ワンコは可愛いし、ケーキはおいしそうだし
そういう「さりげない描写」も手を抜いてなくて
素敵だなあ……とも思います。

何より、このほんわかした感じに
誰もがニコニコしながら読めるはず。

素敵な作品でした。

ストーリー全体が、ふわふわと可愛らしく甘い雰囲気が素敵でした。
お菓子や飲み物が美味しそうなだけじゃなく、それが恋も表していて、とてもお洒落でした(*^^*)

匂いの描写がとても良くて読んでいるとカフェに行きたくなりますね。

ココアちゃんも可愛い！ えらい子だ！

気持ちがほんわかするというのはこういうことを言うのか、と読んでて思ってしまいました。
彼も彼女もココアも、登場人物がみんな温かいから、すごく安心できます。
文体から主人公からココアまで、全部が微笑ましく、可愛いです。
ほんわかしたいあなたにぜひ。

犬好きの私にはたまらない作品でした。
ココアみたいな犬、もしくは湯たんぽが欲しいと思いながら読ませていただきました。
ココアがエスプレッソさんとの仲を取り持ってくれたところもグッときました。