ゆるっとした雰囲気で綴られる、働きたくない系退魔女子の日常のヒトコマの物語です。幼馴染の男の子が作ってくれるおやつと、かわいらしくちょっと困った妖怪たち。それらが同じようなテンポで、同じように生活の中にあるものとして出てくる。その雰囲気が素敵です。作中、パンケーキとプリンが本当においしそうに描かれていて、そして間違いなく「恋の話」なのに主人公がまったくそう思ってないところもニヤニヤポイントですね。瞬君の嫁力が高すぎる。おススメです。