まず、最初の出だしにドキッとしました。そこから一気に引きこまれ、緊張して読み進め、なんと途中でくすっとさせられたという作者マジックがすごいです。
ポリグラフ(ウソ発見器)の使用過程が丁寧で分かりやすい。ポリグラフを知らなくても、キャラたちと一緒になって楽しむことができました。ラストはやはりドキッとさせられ、読者の想像の余地がぐっとひろがります。気分爽快とはいえない読後感がまたいいですね!
ポリグラフという機械に焦点をあてながらも、機械には人の心は測れない。そんな味のあるミステリーだと思いました。短いストーリーのなかに、伏線も散りばめられていてよかったです。とても面白かったです。ありがとうございました。
照れろ、作者(笑↑↑
キャラミスということもあり、まず主人公がぶっ飛んでいますね。
ズボラで地味で不潔と言えば、「ケイゾク」の柴田純を思い浮かべますが、そんな感じでしょうか。全く持って頭脳派らしくないところが逆にいいですね。
ちなみに私は、ポリグラフとは単にウソ発見器という認識しかないので、小説内で仔細に描かれている内容を食い入って読んでしまいした。なるほどこういう風に使うのかぁ、と。
相変わらず、作り込んである内容ですね。
さて、肝心のミステリー部分ですが、うまいの一言です。
「事件は解決で、はい終わりっ」のあとの、衝撃のエピローグ――。
うん、いいミステリーだ。
作者の織田さんは、『よくある兄妹』のルイちゃん(ブラコン・パンツ可愛い)、『絵・美・死』の美憐ちゃん(発情・パンツ可愛い)など、魅力的なヒロインを今までに生み出してきましたが、今作品も短い文字数内で悲呂さん(ずぼら地味子可愛い)という印象に深く残るヒロインを描いています。(きっと文字数の問題で泣く泣く削られたのでしょうが、残念ながらパンツの描写が彼女にはありませんが……)
普段、地味系のヒロインというと、なかなか注目されません。
でも、短い文章内でヒロインの性格を特徴づけるさり気ない仕草や言葉を入れることによって、「あれ……? ずぼらで地味系な女の子って、もしかしたら可愛い……?」と思えてくるから素晴らしい。
成人女性が袖でよだれを拭くとか、可愛すぎるやん!!
気が抜けた感じの喋り方も、可愛すぎる!!
……と、まあこんな感じで「地味でずぼらな悲呂さん、可愛い! こんな可愛い子にならポリグラフ検査受けたい! ぶひぃぃ~!」とかすっかり油断して読み進めていたわけですが……。
うん……。忘れていたよ、織田さんが一筋縄でいく結末を用意しているわけがないことを……。
悲呂さんの脱力した喋り方につられてこっちまで脱力して読んでいたら、最後の数行を思わず二度見してしまいました(汗)
みなさんも、地味系ヒロインの可愛い脱力お喋りを楽しみましょう。そして、最後の数行を二度見しましょう!
あと、私も宮崎牛食べたいっ!!