アラサーだけどアイドルがしたい!

作者 深海 映

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★★★ Excellent!!!

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長年アイドルを続けている落ち目のヒロインが、アラサーとなり自らの道を迷い、決断する物語。

タイトル通りの読みやすい文章。彼女の愚痴・ツッコミも冴え渡って面白い。
が、それ以上にテーマが良いです。ヒロインの年齢が近いからか、自分と重ねて読んでました。
アイドルでも会社員でも、いつかはキャリアに迷って道を決めていくもの。
自分に自信を持つこと、好きなものから逃げないこと。しんどくなったときにまた読みたくなる作品です。

★★★ Excellent!!!

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40年以上も芸能界の第一線で活躍し続ける郷ひろみさん。そんな彼を追ったあるドキュメンタリー番組では、60歳を超える彼が今もなお新たな挑戦を繰り返し、ハードなトレーニングを欠かしていないことが明らかにされました。
郷さんは言います。
「過去の栄光にとらわれず、今の自分に何ができるのかを考えやってきた」と。
あれだけ輝かしい成功を収めている彼が、過去の自分は過去でしかない、さらなる高みを目指したいと。そうして努力を続けていることに驚いたと同時に、彼が今でも輝き続けている理由に納得しました。
この作品にはそんな彼の姿勢に似た哲学が描かれています。

恋する女はきれいさ
けしてお世辞じゃないぜ
ため息まじりの頰に
ついこの手のばしたくなる

つい感情がたかぶって歌ってしまいました。失礼します。

★★★ Excellent!!!

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表現し、必ずしも正当な評価を受けていないと感じる人なら、きっと共感し、同時に励まされている気持ちになるのではないでしょうか。
少なくとも、僕はなりました。
同じ作者さんの台湾のご飯のお話も好きでしたけど、甲乙つけがたいですね~。

★★★ Excellent!!!

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一時期脚光を浴びたアイドルが、年月を重ねて代替わりを強いられる。
そんなときに事務所も生き残りを模索して――
というお話で、すっと読む事が出来ましたが
その葛藤は考えさせられるものがあります。
誰もが年月を重ねていく事からは逃れられません。
主人公はアイドルという肩書は背負いつつ、
新たな光を残して終わっていて
新緑を感じさせる終わり方でした。

★★★ Excellent!!!

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アイドルをしていた主人公が30代を迎える前に、歌手としての道を進む物語です。

タイトルを見てポップな感じなのかなと思い、クリックすると、あらまあ、読みやすい。

彼女の心境が一言で描かれており、共感していきます。

年月は誰にでも平等に過ぎますが、アイドルには大敵です。

売れないからこそ、彼女の決断は重く、それでも歌手として立ち向かう、前向きな姿に胸を打たれます。

誰にだってターニングポイントはあります、その選択を後悔なきようにするためには、まず自分の意思からだと改めて気づかせて頂きました。

是非、ご一読を!

★★★ Excellent!!!

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 アイドルとして最も聞きたくない言葉である「落ち目」。若手のアイドルが出てくる中で、30という歳をすぐに迎えることになる、そんなエリナの心の葛藤にとても共感できるものがありました。過去の栄光には、ついすがりたくなるものです。でもその栄光ばかりに逆戻りするから本来のものが見えなくなって……。そんなエリナに竹野内という男性プロデューサーが現れます。彼女のもつ葛藤が竹野内と出会うことにより、エリナの心境にも次第に変化が……。
 アラサーだけでなく、きっとどの年代の方にも「本当の自分」を取り戻すことの出来るヒントが織り交ぜられています。
 うまくいかないことばっかりだ!と思う方は尚のこと、作者様の作品と出会って見て下さい。とても心あたたまること間違い無しです!

★★★ Excellent!!!

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がんばってるのに空回り、なんてことはよくある。
そんな時は自分の中の輝く星を見失わないようにする、その星を気付かせてくれる人がいたらもっと素晴らしい。
そんなことを強く感じさせられました。
上手くいかなくて落ち込んでいる方、そんな方は是非一度読んでみてはいかがでしょうか!

★★★ Excellent!!!

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過去の栄光。
それにしがみ付く、自分。
でも、残酷にも時は流れていく。
年を重ねていく。
過去は戻らない。

ただよう、悲壮感。
抱えてしまった、あきらめの気持ち。

でもさ。ちょっと待って。

悪いのは時間でも過去でもなく。
貴方自身が、まだ気づいていなからかもしれないよ。

何に?

それは、この作品を読んだら分かるから。
読んでみなって。



読み終わったとき、貴方は何を見つける?

★★★ Excellent!!!

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主人公エリナの持つ苦悩が、新曲「きみはスター」との出逢いを通して解決され、一つ成長していく。本当の自分に目覚める過程を描いた物語です。

アラサーという年齢、周囲からのアイドルとしての限界の示唆も、微妙なお年頃の雰囲気がよく描かれています。

そんなエリナが新曲と出逢い、葛藤し……。この続きは是非、お読みになって下さい。

綺麗な構成の物語で、お手本みたいです。書く人は、特に葛藤の描き方と、その葛藤が昇華されていく流れに注目しながら読むとよいと思います。

★★★ Excellent!!!

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奇しくも先日、本作の主人公・エリナと同い年のAKBメンバーが卒業コンサートを行い、彼女の花道を飾るため集結した伝説のOG達の姿にファンは感涙した。秋葉原をアニメオタクの街からアイドルの街に塗り替えた初代「神7」のパフォーマンスは、10年の時を経ても色褪せぬ輝きを放っていた。
しかし、今やそれぞれの道で活躍するOG達が、揃いの真紅のステージ衣装で並び立つ姿を見て、こんな感想を述べるファンも決して少なくはなかった。
「時の流れは残酷だ」「全盛期の瑞々しさは見る影もない」……。

アイドルとは青春の瞬き。一瞬で枯れるとわかっている花だからこそ、ファンはその短い時間にリソースをつぎ込むことを厭わないのかもしれない。

否、本当にそうだろうか。
人が花と違うのは、枯れる時を自分で決められることである。
アイドルの適齢期はあくまでティーンエイジまでだと言う人もいれば、22歳くらいが臨界点だろうと言う人もいる。しかし現実には、その年齢を超えてなお、煌びやかなステージに立ち続けるアイドルは決して皆無ではない。彼女らが自らアイドルたらんとしている限り、その輝きが若手後輩メンバーに劣ることはない。
時が来たら枯れねばならないと、己で己の限界を決めつけてしまったとき、はじめて偶像は朽ち果てるのだ。

本作において、主人公のエリナは一人の作曲家と出会い、己の歩みたい道を再確認する。
彼女が辿り着いた結論は、一定の年齢を経たアイドルが自ずと見出すことになる、新たな魅力の活かし方であろう。

大切なのは諦めることではない。その時その時において「今」の自分を活かせる道を追求することだ。
いまや多くの評論家が「アイドルとは成長物語である」と評している。その意味には、年齢を重ねたアイドルが己に何を見出すかのかを見守ることまでが含まれているのだと、ふと思い至らせてくれる素敵な一作。

★★★ Excellent!!!

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応援小説という言葉を創りたい。

応援ソングってありますよね。
人々を勇気づけて励まして前を向かせる曲です。

では、人々を勇気づけて励まして前を向かせる小説は何というのだろう。
本作を読んだあと、そんな疑問が湧いてきました。

もし応援小説という言葉があるのなら、私は胸を張って宣言します。

この作品は素晴らしい応援小説です。

★★★ Excellent!!!

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アラサーのアイドル・エリナの一人称で綴られる短編小説。この一人称がかなりの見どころで、テンポもよく、毒や個性もあり、何より文章を読んでいるだけで彼女の人柄や性格がしっかりと伝わってくる!

タイトルや一人称の雰囲気から、毒気のあるギャグテイストで物語が進んでいくのかと思いきや、話は深いテーマ性を伴ったメッセージ性のある後半へと展開していく。

三十路直前で無理のあるアイドル路線、事務所からの路線変更命令、若手アイドルの台頭、先行きの見えない自分の将来、そう言ったもろもろの不安が襲い掛かり――そして彼女は一曲の歌と出会う!

自分を輝かせることは難しいけれど、大切なことを忘れなければスターは何度だって輝ける☆キラリッ

そんな素晴らしい小説です。

★★★ Excellent!!!

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 キャッチコピーの通り、夢と現実の狭間で自分を見失うアイドルの話、
 どうしたら人気が出るのか?何を求められてるのかを調べて応える。

 小説を投稿しても読まれずに悩んでいる人やプロを目指している人もきっとそうしていると思う。

 でも、それじゃあダメ。
 どんなに面白い小説を書いても、そこに「自分らしさ」がなければ意味がない。
 それこそ自分より実力がある人が代わりに書けば良い。

 では何故私達は小説を書くのか。
 それは「自分が書いた」小説を求めている人がいるから、
 そして何より私達自身が小説を書きたいから、

 当たり前だけどつい忘れてしまう、
 そんな大切なことを思い出させてくれる作品です(^_^)

★★★ Excellent!!!

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 主人公は「年齢の壁」を前にして悩み傷つくアイドル。
 しかしある曲との出会いが、主人公が「本当の自分」を見つけるきっかけに・・・。
 芸能界というやや特殊な世界の話ではありますが、年齢の問題は誰でもいずれは向き合わざるを得なくなる問題です。
 そのときにどうやって自分の生きる道を見出すのか?
 そのことを正面から投げかけてくる作品です。
 

★★★ Excellent!!!

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懸命に策を練るも歳には勝てね―

しかも超強力若手グループ出現!

そんな落ち目で消え去り必至なアイドルが
新たな曲に懸ける意気込み。
アイドルを続けることはできるのか?

新曲のタイトルが泣かせます。
熱さ直球ど真ん中がお好きな方、お薦めです。

★★★ Excellent!!!

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8000字台の作品で、筋立てもテーマもわかりやすく、そのぶん熱量のある物語です。
しかしシンプルであるがゆえに、かえって読み手次第で様々な受け取り方ができる内容かもしれません。
個人的には、それこそこのストーリーの特に優れた部分ではないかと思いました。

★★★ Excellent!!!

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「表現者」にとって
本当に必要なものは外側にあるものではなく。
本当に大切なものは目に見えないもので。

そんなことを心の中にサラサラっと流し込んでくるような作品です。

1万文字にも満たない短い作品ながら、
「白百合エリナ」という一人の「人間」が綿密に描写されています。
読了までに所要する僅かな時間、
この作品に投資してみても良いと思います。

★★★ Excellent!!!

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本音トークがテンポ良く展開して、気付いたらあっという間に読み終えてしまった。けれど後半の3話4話はじっくり読み返したくなる、深い。

既にアラサーから数十年を経た自分にも、何度も頷けるところがある。「ありのままの自分」を認めることは、簡単なことじゃなけれど、エリナのように自分ももう一度頑張ってみようかな、と読後の心を未来に向かってほっこり温めてくれる、そんな素敵な作品。

壁を乗り越えたい時に、また読み返しにきて、勇気をもらおうと思う。

★★★ Excellent!!!

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タイトルで素通りしてましたが、読んでみたらとっても素直な、「好き」を見つめ直すお話でした。
才能の所在、本当にそれが好きかどうか、人からの評価。
疑って振り回されて不安になるより、信じて突き進んだ方がいい。

★★★ Excellent!!!

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こればかりは読んで貰うしかありません!

タイトルで色物とか思ってる人。もしそんな方がいるとしたらそれは大間違い。中身はどこまでも王道、かつ真っ直ぐな現代ドラマです。

文章も小気味いい。情景描写、感情描写、台詞のバランスがとても良く、一話一話も気づけばスラスラ読み終わる丁度良さです。

まずは第一話だけでも読んでみて下さい。
きっと気づいたら全部読んでいると思います٩(๑•̀ω•́๑)۶

★★★ Excellent!!!

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 自称・小説家志望としては、拍手したい! というか、表現することを生活の一部とする人は必読。 

 砕けているけど下品でない、チャーミングな文体や登場人物。ボカロなんていう現代用語を出すのもアイドルの時代性を引き立たせてます。

 短いけれど学べるよい作品でした。たんじゅんに、面白かった。

★★ Very Good!!

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この二つのキーワードがセットであるために、読まずに通り過ぎる人がいるかもしれませんが、うーん、いい話。

芸能界の話、俗なイメージで始まり、最後はストンと、ナチュラルな場所に綺麗に落ち着きますね。

また、近況ノートに設定を練り直した、とありますが、それがすごく成功していて、よくある物語でなく、ものすごくほっこりするところに収まっています。

おすすめです。

★★★ Excellent!!!

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タイトルに惹かれて行き遅れアイドルが滑稽に足掻くコメディを期待していたのですが、読んでみればなかなかどうして熱さもあるお話しでした。
短く読みやすいのにこんだけちゃんとしたもの書けるのはたいしたもんだと思います。
すぐ読めるので、少しでも気になったなら是非ご一読を。

★★★ Excellent!!!

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正直、タイトルからはあまりそそられなかったけど、レビューを見て読んで見ると…当たりでした! 少ない話数の中でこれだけ中身あるものを書けるのは凄い。一話毎が短めで、スラスラ読めるのもおすすめな理由の1つ!

★★★ Excellent!!!

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インパクトのあるタイトルに惹かれて読みましたが、一気に持っていかれてしまいました。
コメディタッチな出だしでくすっと笑い、気が付くと読み進めるうちにグッと胸を衝かれ……。
最後の余韻までバッチリな、素晴らしい短編だと思います。
ありがとうございました!

★★ Very Good!!

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ありのままでいい。
そういわれても、周りの目から自分を守るための鎧はなかなか手放せない。
ありのままの自分をさらけ出すのは怖い。
それでも怖さを捨て、その鎧を脱ぎ捨てたとき――きっとそこには、新たな道があるはずだ。
この小説は「ありのまま」でいる難しさと大切さを思い出させてくれる、そんな作品だった。

★★★ Excellent!!!

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落ち目アイドルが挫折し、悩み、葛藤を経て、再び立ち上がるまでの物語。

作中では華やかな芸能界を舞台に据えていますが、その根幹にある「目標を見失ったときの迷い」は、人間なら誰しもが持つ絶望感だと思います。
限界を感じ、思うように物事が進まず、心折れて妥協してしまう、あの嫌な感覚。

作中の歌詞を解説するPの言葉が身に沁みました。
「きみ」とは、自分のことなのだと。

辛いときに読み返すと励まされる、希望に満ちた珠玉の短編です。