藤浪保

相手がわかっていて撃退しているならともかく、偶然失敗しているパターンがウケる。そしてゲイ率が高い。 定番であろう「第58話　親子・１」と「第66話　親子・２」が面白かった。あと「第…続きを読む

素直に驚いてしまった。結末が全然読めなかった。一人称であることを上手く利用している。話数の割に文字数が少なくてさっと読める。なのに驚かされるからすごい。 アイディアは抜群だから、登…続きを読む

こんなに面白いのに、なぜ僕が初レビューなのか。格闘技観戦には興味なかったけど、一気に読んでしまった。心の中でめっちゃ応援した。総合格闘技ってこれほど盛り上がるものなのか。 これは…続きを読む

　ケータイ小説みたいで微妙だなと思ったのは最初だけ。ちゃんと面白かった。一人称がいい味を出している。特に二部がよかった。バサラ頑張れ。 　一行の横幅がものすごく短くて（下手したら…続きを読む

当然ながら読み返した。いい作品だった。短いのに違和感なくすっきりとまとめられている。でも最初に思ったのは「金かかってんだろうなぁ」というどうでもいい感想だった。 純粋な愛情なのか、…続きを読む

面白かった。さすが評価が高いだけある。よくもまあそんなに温めていたものよ。リア充じゃなさそうだったけど結局リア充じゃねぇか。爆発しろ。 読者選考中に読まなかったのは申し訳ないけど、…続きを読む

大人のための絵本。もちろん絵はないのだけれど。なぞなぞの答えが素晴らしいだけでなく、一つ一つの話をコンパクトにまとめている筆力にも驚く。ぜひこのなぞなぞに挑戦してみてほしい。

筋書きは読めていたぜと思ったら、ラスト直前で裏切られた。しかもキャッチコピーでしっかりネタバレされてた。この作品の旨味はそこではなかったらしい。読み直して「おかん」をじっくり味わっ…続きを読む

　ありがちな話なのにうまくまとめている。僕は走り屋についての知識が全くないけれど十分楽しめた。トランザムの彼はどういうつもりで走っていたのだろうか。 　それにしても、恋愛・ラブコメ…続きを読む

　本当に怖くないから怖がりでも大丈夫。絵本の原作になりそうだ。短くてこれ以上褒めようがないので実際に読んで確かめてほしい。

　ところで、最初だけ丁寧語でないのは意図的に？

やられた。たぶん作者はドヤ顔をしているだろう。確かに神様は笑っていると思う。

こんなに泣いたのはいつぶりだろう。ストーリーも文章もいい。こんなガチの恋愛物は書店では絶対に手に取らないから、カクヨムに登録して本当によかったと思った。 タイトルからもあらすじから…続きを読む

どう薦めていいかわからないけどすごく好き。とても短いところがいいということだけは言える。「自論」「自論その2」が特にいいと思う。 ただし、小〜中学生の頃、心のままに詩を書いていた人…続きを読む

非テンプレ異世界ファンタジー。「生存術」というダンジョンから生きて帰ってくることを目的とした技術の使い手である主人公が魅力的。戦闘が得意なわけでも魔術が使えるわけでもないのに、身軽…続きを読む

予想を裏切る展開で、ラストがショッキングだった。自分の身に降りかかったら、あまりの衝撃でたぶん泣けない。僕はフォロー爆撃には曝されなかったけど、被害者の方々は色々なドラマを体験した…続きを読む

　作品をよりよくするために、作者に糧にしてもらうために、レビューはこんな風に書きましょうという説明。参考になる。僕も気をつけよう。

　主人公と自分を重ねてしまって、むさぼるように読んでしまった。やはり父親とはそういう生き物なのだろうか。 　あとなぜか最初、主人公が女性だと思っていた。僕はよくよく性別を勘違いする…続きを読む

　悲鳴は何とか飲み込んだ。人様に薦めていいか判断しかねるが、僕は面白かったので★を入れる。自己責任でお願いします。リトープスを知らない方が楽しめます。

　主人公の軽快な語り口がいい。また、ラストで具体的な言葉がないのが逆によかった。これ以上はネタバレになるので書けない。青春っていいものだ。

　雰囲気がよく出ている。私の戸惑いも青年の悲壮もよく表れている。特に青年の独白がよかった。悲しくもぞっとする話だった。
　怖くて仕方がないから、窓の音について説明を要求する。

　会話が短い所がいい。何とも心地よいテンポを生み出している。最後のセリフにはっとした。地の文はほとんど視覚情報だけで、大体「目」のことについて書いてある。まさに「眼中の人」である。…続きを読む

　現代のヒトはなぜホモサピエンスだけなのかという謎について語る。理系っぽい謎を理系っぽい屁理屈で理系っぽく辻褄を合わせようとする話、僕は大好きだ。SFで進化論で宗教な話だった。そう…続きを読む

　前半の転校生を観察している所も、後半の付き合ってからのことも、ラストの一文もよかった。読みやすく、短いから、するりと読めてしまう。 　「不思議な食べ物」をテーマになぜこんな物語が…続きを読む

これはいい作品だ。1-2までがすごくいい。ここまでだけでも読んでほしい。作者が本当に書きたかったことは以降の話なんだろうけど、僕は最初の2話を推す。まずはここからだ。

いや〜びっくりした。髪をそんな言葉で表現するか？ 　ストーリーは普通によかった。ただしBL注意。ほんのりだけど。僕もショットガン撃ちたくなったよ。なんであんなに馬鹿なんだろうね？ …続きを読む

せつない。人によって定義は違うだろうけど、主人公の場合は、間違いなくそれが「好き」ってことだし、「恋」だ。

詳細な描写では決してないのに、鮮やかに浮かぶ夏の色。少女の抱える荷物と、最初で最後の我儘。静寂の中で声優さんだけが語る、もしくはBGMが流れる真っ暗な画面の真ん中に白い文字だけが表…続きを読む

　お姉ちゃんのウザさが際立っていて、妹の怒りももっともである。気取っている理由とラストもよかった。文章も軽快で面白い。強いて言えば、名前が読みにくいのが残念。別にその名前でなくても…続きを読む

　読みやすい。非常に読みやすい。一人称という特性を見事に生かしている。こんなに読みやすい作品は久しぶりだ。女性ならではの心の声がまた面白い。 　もちろんストーリーもいいし、アクショ…続きを読む

　まずは忠告しておく。プロローグと001と002を読んだくらいで離脱してはいけない。少なくとも003まで読むべきだ。できれば004まで。大事なことだからもう一度……はくどいからやめ…続きを読む

　何も持ってない主人公が、さらに色々な物を無くし、そして新たに得、栄光を掴み取ろうとするお話。ストーリーもさることながら、地の文が秀逸だ。描写が詳細なのに、余計な文がない。的確な比…続きを読む

　魔法の国で、将棋を武器に戦う女子高生女流棋士。僕は将棋のルールは全然わからなくて、王を取られたら負けで、駒によって進める方向や範囲が違うくらいのことしか知らない。それでも楽しめた…続きを読む

僕には抗議する権利があるはずだ。「見ろよ！」じゃねぇよ！！　ああ、僕はこの作品を薦めようじゃないか。そして僕と同じ気分を味わえばいい！　はぁ！？　褒め言葉に決まってんだろうが！

　質問に答えていくだけで自分の考える架空の世界をよりリアルに構築できるというガイド（の日本語訳）。本物は1500以上あり、一部を抜粋したのが本作らしいのだが、それにしたって多い。そ…続きを読む

　と言ったのは誰だっただろうか。これはそれを地で行く話。さてさて今度は禁煙できるのかな。きっとできるだろう。頑張れ。

　これはすごい。クリスマスは大切な人と過ごしたいもの。この一言に尽きる。
　オチが少しわかりにくいかも。でもこれ以上は書けないだろう。わからなかった人は何度も読み直してください。

あとがきにもあるように、知名度が高いからこそできる。ネタ元がわかっているから安心できるし、くすりと笑える。特に終盤が好き。短編集だからお気軽にどうぞ。

　いるいる、結末を読んでから読み始める人。それが推理小説だったりするものだから理解できない。シックスセンス（映画）とかイニシエーションラブ（小説）とか、先にラスト見たらつまんないじ…続きを読む

　ホームセンターの仕組みが面白くてわくわくしながら読み進めたのだけれど、まさかそういう方向に進むとは思わなかった。たぶん店側も黙認してるだろう。

じめっとした陰鬱な空気で始まり、しっとりとした涼やかな空気で終わる。無駄のない淡々とした文体で、文字が毛穴から染み込んでくるような錯覚を覚える。夏に読んだら気持ちがいいだろうなと思…続きを読む

吟遊詩人が主人公で、しかも自分が育てた剣士を売り込むのが仕事、という設定が斬新。魔法のないファンタジーは久しぶり。 最初は少し読みにくいと思うかもしれない。だが、読み進めていけば…続きを読む

決まった電車で通学する。駅で、ホームで、車内で、ちらりと見える横顔に心を揺らす。 そんなシチュエーションに憧れていた時もあった。残念ながら僕には訪れなかった時間だ。もしあのときこん…続きを読む

僕の青春はこんなに輝いていただろうか。……いた、んだろう。渦中にいるときは必死だった。めまぐるしい日々だった。その一瞬を閉じ込めて外から眺めてみれば、こんなふうにきらめいていたに違…続きを読む

様々な謎や出来事がラストに向かって一つに収斂していく様は圧巻。 惑星への移住、ドーム型の都市、テレパシーによる伝達、熱線銃といったSF要素を生かしつつ、西部劇のようなアクション要素…続きを読む

まず、ゲームの参加者同士による血みどろ 殺し合いを期待しているなら読むべきではない。これはそういう類の物語ではない。ジャンピング・ジャックという不可思議な存在を追いかける少年少女た…続きを読む

ひとりの欲望によって壊される最大多数の幸福。こんなことがあってよいのだろうか。その事実は誰も知らない。誰も気がつかない。ただただ流れる穏やかな時間。

結婚はゴールではない。そこから長い共同生活が始まる。始め新鮮だった二人の日々も、やがて磨耗し、平坦になっていく。 そして思う。なんで結婚したんだろうと。 「男なんて大きな子供と同…続きを読む

なんてきれいな言葉だろうか。この二つの台詞を目にして、ため息をついてしまった。 大半は「ウルバーノさんマジかっけーッス！」と興奮(？)していたのだが、最終話に近づくにつれて、巧妙に…続きを読む

透明人間というありきたりな設定にも関わらず、その存在にリアリティを与えている希有な作品。文章も素晴らしい。 透明人間から見る不透明人間の生態。透明人間の孤独。そしてアクションした…続きを読む

日本語が不自由な主人公の一人称の物語。頭痛が痛いみたいなのがたくさん出てきます。文才に自信がある方は挑戦してみてください。 僕はほとんど違和感に気づかずに読めてしまいました。ほか…続きを読む