パンはパンでも食べられないパンはな〜んだ? 答えフライパンそんな答え忘れてこの作品を読んで見て下さい。この作品を見てから↑の答え聞かれると二度とフライパンなんて言葉が出ません。(自分だけかも)まあとにかく読んで見てください!
なぞなぞの形を取りながら、絶望と希望の物語をとても上手に描いていると思いました。ロンドンを舞台にした作品の雰囲気もいい感じです。淡々とテンポよく進めながら、登場人物の心境をきちんと読者に伝える文章力も見事です。
ふと有名ななぞなぞでグーグル検索してこの作品に行きつきました。コミカルな問いかけを真面目に書くことでシリアスな笑いを生み出しつつ最後は大団円で綺麗に終わるのも後味が良かったです。最後のなぞなぞと答えは真面目に好きです。
おお、なぞなぞ!と思って読んで見たら・・・・想像を超える世界が広がっていました。とても良いお話!途中から、なぞなぞの答えは考えず、物語に没頭していました。あ、でもなぞなぞの答え、考えてみてくださいね。ビックリしますから!
誰でも知っている「パンはパンでも……」のなぞなぞから、ジャンの数奇な人生の物語が幕を開けます。各章のタイトルが誰でもどこかで聞いたことのある「なぞなぞ」なのですが、そこにこめられた伏線が秀逸です。それぞれの頁の見開きにノスタルジックな絵を置きたいような作品。ジャンの絶望を救ったものは、な~んだ?
章の始まりに問を提示し、章の終わりに答えが開示されるという「なぞなぞ形式」をとったユニークな作品です。文章の構成やストーリーの展開は、まるで小説のお手本を見ているかのようでした。簡潔にわかりやすい文章で主人公や周囲の人々の様子が描かれており、詰まることなく一気に読んでしまいました。面白い作品に出会えました。
だんだんと難易度が上がっているからかもしれないが。きっとそれだけではない。なぞなぞに対して物語が展開していく話。登場人物の名前は日本人も取っつきやすいような短めのものが多い。最初の方は、なぞなぞの答えを考えた上で、物語を読み進めるが。だんだんと、なぞなぞの答えを考えなくなってしまう。最終的にはもう、なぞなぞの発想力を失って物語の答えを見つけてしまう。ていうか本来の答えが何かすらどうでもよくなる。悲しい描写もあるが、幸せな描写も。人生はなぞなぞで出来てる。
文構成もさることながら、ストーリーの展開も感動的でした
なぞなぞ集かと読み始めてみたら、ちゃんとしたお話でびっくりしました。
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