歩道橋の音楽

作者 川上 神楽

379

153人が評価しました

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★★ Very Good!!

私はラップ音楽に疎いです。ラップミュージシャンは、DragonAshしか知りません。もし、彼等の音楽がラップじゃないと反論されると、戸惑ってしまうレベルです。だけど、本作品は、そんな素人でも楽しめる作品です。
青年の成長物語としては極めてオーソドックスなのですが、ラップ音楽を前面に打ち出しているので、とても新鮮な感じがします。
作品中の至る箇所にラップの歌詞が列挙されているのですが、韻を踏んだ部分には傍点を打っているので理解し易い。でも、文字数や母音をチェックしてしまい勝ちです。実際はイントネーションとか長音短音の組合せで其れっぽくなるのでしょうが、素人には咀嚼できません。そう言う観点で、本作品は紙面ではなく「朗読」で楽しみたい作品です。
尚、最終章「手紙」では、「えっ! そうなの?」と意表を突かれます。吉と出るか凶と出るかは読者次第。初老の私にはウ〜ムと言う感じですが...。

★★ Very Good!!

とても面白い。それについてはほかのレビュー者も言ってる理由とだいたい一致する。ただ、面白いだけに気になる点がいくつかある。まず、作品中のライムが、YouTubeで配信されているようなMCバトルで聞いたことのあるようなものばかりである。もっといえばライムだけでなく、言い回しなども含めてである。これより、近年のラップブームに乗っかっただけの作品に思えてしまう。

★★★ Excellent!!!

音楽は好きで色々聴きますが、ぼくにとってラップはどこか別の世界でした。

主人公は友達もいなかった、どちらかと言えば根暗な少年。そんな彼がラップに導かれるように仲間をつくり頂点を極めていく話。
あ、今書いてて気づきました。これロールプレイングゲームと同じですね。だから「別世界だ」と知らない顔で無視していたラップの話なのに、すんなり最後まで読めたのか。

唯一の肉親である母親の病気。将来への漠然とした不安の中でのアルバイト。
そして、ついに訪れた悲劇。一度は心がぐちゃぐちゃに折れてしまった彼が、それでも選んだのはラップ。仲間とのフリースタイル。少年は今日も歩道橋に立ちつづける。

そして伝説となる(^_^)ノ
とても感動しました。

★★★ Excellent!!!

以前レビュー書いたけど、色々誤解して消してしまったので、再度、上げときます。

一方的に誤解して、ごめんなさい。

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読み終わった・・・。
これは、作中にでてきた、ラップをぜひ聞いてみたい。
作者の方は多分、イメージできていると思うが、
音楽も聞いてみたいな。

ラップの部分と、地の文のギャップもすごい好きです。
丁寧な地の文がより、リリックといえばいいのか、
ラップを惹きだす感じがします。

すごい、実写向きだなと思いました。

最後の手紙は・・・想像を膨らませますね。

いい作品でした。ありがとうございます。

★★★ Excellent!!!

ラップの面白さがぎゅっと「濃縮」
だけどそれだけじゃない「波乱万丈」なストーリー。
作者は「恐縮」する必要なく「観覧参照」必至のデキ。

「早熟」な主人公の「敢闘」に「感動」!

「読んで」おいて「損」はしない「物語」
「そんで」読まないやつは「世のカタキ」


ぜひ一読を。

★★★ Excellent!!!

最後まで読ませて頂きました。
すごく感動しました。ラップバトルって何やねんって思ってましたが、すごくわかりやすくて、熱くて、心に残るものでした。

書籍化だけではなく、ぜひ映像として見てみたい。それだけの魅力を持ってると思うんですよね。
それとMIYUがかわいかった! あんないい子が僕の隣にもいてくれたらなあ。なんて思いました。

★★★ Excellent!!!

少年がラップという文化に出会い、その世界で頂点を目指す成長物語である。主人公のカグラはある雪の日にラップに出会い、8mailのエミネムに憧れて徐々にラップの実力を身につけ、家族愛や友情、恋愛を経て大人になっていく。ラップという題材に対する深い理解と丁寧な解説、主人公の真に迫った描写から、一定の水準を大幅に超えた作品と感じた。
本作品の最大の見所はラップ文化を知らない人間をその世界へ引きずり込む作者の筆致であり、読者である我々がカグラと一緒にラップを知り、苦難を経て成長するところにある。またその一方で家族に問題を抱え、揺れ動く若者の感情が作品に深みを与えている。若者の苦悩と成長を交互に描く設計には隙がなく、作者の実力と評価したい。日本的なセンチメンタルなストーリーと西洋文化であるヒップホップの融合により、新しい地平を切り開いたと言えるだろう。
ただし、いくつか気になる点もあった。まず1つは説明が多い点である。そのためラップを題材としていながらキャラクターたちの熱気や勢いが弱く、育ちの良い学生さんたちのように思えてしまった。「ハマやん『ヘッズ』ってなんですか?」「ヒップホップを愛するファンの事や」のような会話はもっとスピード感を持たせたやり取りにできると思った。小説一作品ではどんな分野であれその魅力全てを語り切ることはできないので、筋に不要な用語や文化の説明は大胆に切り捨て、ラップの最大の魅力はここだと作者が感じた点を押し出して欲しかった。
また大阪というラップと一見して関係が浅い舞台を選ぶのであれば、大阪弁や大阪の習慣など、ラップと結びつきにくいであろう部分をどうカグラが克服するのかが欲しい。アメリカでなく東京でなくなぜ大阪なのかがあれば、作品の質をぐっと押し上げられるのではないか。今作では単に作者の居場所が大阪だから話も大阪なのか、とも思えた。
それと欲をいえば、病気とい… 続きを読む

★★ Very Good!!

この言葉に胸が打たれました。学校では学べない母親の深い愛情に包まれて育った少年の姿が浮かび上がってきます。青春の苦しみも無力感も全てを覆してくれた夢や希望や友情や愛情が描かれていました。
情景描写や全ての物語の伏線がラップバトルに現れている、蜂と蝶が随所に織り込まれている作品でした。

★★★ Excellent!!!

全く新しいタイプの小説を読んだ……というのが正直な感想です。ラップと文学――たとえ構想はできても実際に書くとなると話は別物。融合はきっと難しい筈です。
だけど、この小説はそれを可能にしています。これはひとえに作者のラップの才能と、合わせて小説の才能との融合でしょう。たとえば一節から「パンチライン、何も感じない」こういう韻の取り方。名詞を名詞ではなく、動詞に変えるテクニックは一朝一夕には出来ないと思います。
またラップのせいで、見落としがちなのが「繊細な状況描写」。これもまた秀逸。しっかり文学しています。

★★★ Excellent!!!

純粋で真っ直ぐな、青春ドラマです。
ヒップホップがこんなにもテンポよく、かつ文学とマッチングするとは思いもせず、読んでいてとても新鮮な気持ちを抱きました。
思わず、時間を忘れて一気読みしました。

正しく、これは「蝶のように舞い蜂のように刺す文学」
ここに爆誕!!!!!刮目せよ!!!!!!

★★★ Excellent!!!

日本語のラップがこんなにも生き生きと輝くものだと初めて知った。まるで現代版の「音響付き俳句&短歌」のようで、四字熟語や言葉のリズムを若い人が大切にしてくれるのも嬉しくて涙が出そうだ。
生きることへの、主人公の青く切ない思いを抱えた奮闘に、時に涙しエールを送りながら読んだ。素晴らしい作品に出会えたことに感謝したい。 
エピローグは不用というレビューも拝読したが、私は在って良かったと思う。読後の余韻も楽しみつつ、またひとつ大人への階段を上がったkaguraに会えたのも嬉しいし、miyuちゃんと仲直りしたと勝手に勘違いしそうになっていたのを引き戻してくれたから。

ひとつだけ気になったのは、非常に純文学の才能ある作者が描く、特に冒頭の部分は、もしかしたらこの話に興味を持つ読者層に合うだろうかという点だ。もう少し噛み砕いて一文を短めにしたら、冒頭だけで去るような若い読者が減るのではと感じた。批判のつもりは全くないがそう取られたら申し訳ありません。

追記:書き忘れを思い出して戻ってきました。作中で、母親の余命告知の判断を医師がkaguraに委ねる場面は、同じ大人として、それはないだろうと、申し訳ない気持ちで一杯になった。家族として判断すべき状況なのはわかるが、せめてkaguraが後々後悔することがないように冷静な判断を下せるように医師や周囲が精神的なサポートをして欲しいと思った。でもkagura、君はよくやったと思うよ。偉いよ。遠くから拍手を送らせてね。

★★★ Excellent!!!

まず、想像以上に真っ直ぐな青春ストーリーで驚きました。
ヒップホップを題材にした音楽小説……ということで、最初は「読んでいて特殊な知識や感性が要求されるのではないか」などと先入観を抱いてしまうかもしれませんが(実は私がそうでした・苦笑)、気後れせずに是非読んで頂きたいお話です。
取り分け物語中盤あたりは、胸の奥が何度も詰まって、テキストを目で追い掛けながら息が苦しくなりました。

尚、ヒップホップの歌詞を絡めた文体が、いかに表現上優れた効果を生み出しているかに関しては、改めてここで仔細に説明するまでもないでしょう。着想も技術も絶品です。

★★★ Excellent!!!

1つの文の中でさえ言葉が踊り、文字が躍っていた。
予定調和なケのあるストーリーを、巧みな言葉選び、文の強弱で昇華させている。
ラップは門外漢なので全然わからないが、思わず口に出してつぶやいてしまいたくなるこのノリの心地よさ!
私小説っぽいのも余韻を残していて、じんと心に落ちてきた。
新しいエンターテイメント、そんな言葉がふさわしい良作だった!

★★★ Excellent!!!

熱い。
ひたすら熱かったです。
1人の青年の、等身大の生き様がそこにありました。

作者様と同名の主人公…恐らく半分くらいは自伝なのでしょうか。
日本の文豪も、しばしば自分を主役に据えた私小説を書きましたが、芥川龍之介をリスペクトする作者様ならではの筆致が、本来なら虚構であるはずの主人公とシンクロして、リアルに躍動しています。

学校に馴染めない主人公の孤独。
自分を変えるために始めたライム。
淡い恋。
夢の追求と挫折。
将来の不安。
親との決別。
葛藤と再起。
苦難を乗り越えたからこその、掴み取るべき勝利。

文芸に必要なモノが、全部この作品にあります。
とても処女作とは思えません。

今はただ、現代ドラマ屈指の名作と出逢えたことに感謝。

★★★ Excellent!!!

ぱっとしない青春を送っていた主人公が夢や仲間や恋をみつけ、挫折や厭世観を乗り越えて最後に栄光をつかむ直球の青春サクセスストーリー。勢いがある。言葉を操るラップとリズミカルな文章には尊敬の念しか出てこない。
読みながら、会場フロアが頭の中で映像になった。ステージに立っているKAGRAと対戦相手、照らすライト、ビート、歓声、叩きつけるバイブス(熱量)、ヒップホップ魂、すべてにクラクラした。かっこいい。

読み終えて…、『すごく良かったよ、終盤の切れ味は確かに美しい』と言葉で伝える代わりに、右手の拳を突き出して当て、コンコン、をしたい。

★★★ Excellent!!!

蝶のように舞い、蜂のように刺す新しい時代の文学……という紹介を読んでから小説を読んで成程と唸ってしまいました。
ラップの描写と巧みな比喩が合わさり、文学の美しさを最大限に高める。こういう小説に出会えるとは思ってもいませんでした。

小説を読み終わった後、主人公のように何か一つでも取柄を持ち、諦めずに我武者羅に進み続ければ何時か夢は叶う……そんな大事な事を教えられた気分になりました。

★★★ Excellent!!!

人の心を震わせる。
音楽を響かせる。
旋律は包み込む。
音が飛び込んでくる。

歴史を紡げば、人の生き様が現れるだろう。
物語を綴れば、人の在り方を問われるだろう。
鼓動が溢れ出し、この命を燃え上がらせる。

音楽とは、人の紡ぐ物語。
歌とは、人々が刻む歴史。

確定した忘却で忘れられても、確かにここに、届いた、想い。

★★★ Excellent!!!

 まず、『カクヨムに登録したからには、読んだほうがいい。絶対損はしないはずだ』
 
 描写に一切の妥協なし。文字が密集しているので一見、読みずらそうに見えるのだが、文章にリズムがあるので実際は読みやすい。なので遡って読み直すということもほとんどなかった。しかしラップ描写が卓越していて驚いた。韻の踏み方などど素人の私でも「うまいっ、凄いっ!」と思わせるもので、何度膝を打ったことか。
 そしてラップに『ディス』や『ライム』や『フロウ』とったスタイルがあることを知って、ラップって意外と奥が深い(失礼ですね)んだなぁ、と思ったり。あとラップバトルも熱いッ! それはさながら格闘ゲームのように――。
 ストーリー展開に若干予定調和なところはあるが、至福の読後感の前では些細な問題に過ぎない。

 最後に。
 
 少年よ、夢を諦めるな。大志を抱け。あるがままに生きろ――。

★★★ Excellent!!!

最近『フリースタイルダンジョン』という番組にハマった自分にはタイムリーな作品でした。
日本語に対してひたむきな姿勢、語彙力、即興の中でのストーリー作りなど、ラップと文学は親和性が高いと思っています。そしてこの作品では、その二つの要素を上手く物語として落とし込んでいました。その技量だけでも革新的だと思いました。

ラップバトルの描写だけでなく、母親想いの主人公に待ち受ける逆境や苦悩、それらを乗り越えて掴み取る栄光。王道な起承転結にも、堅実な構成力を感じました。
根底には映画『ロッキー』シリーズと近しいものがあるのではないでしょうか。

こういったものに理解のない人には、ダサいとかチープだとか感じることもあるかもしれません。しかしラップであれ小説であれ、何かに対して一所懸命な姿というのは美しく、人の心を熱くさせるものです。この作品にはそういった熱いパッションを感じました。面白かったです。

★★★ Excellent!!!

まず小説にヒップホップを持ち込んだのは、英断。攻めの姿勢が素晴らしい。
改良の余地はある気はしますが、相性は中々良かったと思います。
私も韻を踏むのは好きですから、狙える時は狙います。が、それを全面に押し出すと、こうなるという試金石として非常におもしろかったです。
親不孝者には耳が痛かったけど、母親との関係もしっかり描けてたと思います。
あとな、関西弁は卑怯やろ。あんなんで、グイグイこられたら惚れるに決まってるし。
ミユちゃん可愛い。これ大正義。

★★★ Excellent!!!

ヒップホップが詳しくなくても、読むだけで世界観にどっぷりハマれます。

テンポのいい、韻を踏んだラップがカッコよくて、作者のセンスが窺え知れます。

ラップでのバトルを小説で表現するのは大変だと思うのですが、音楽が流れて来る気がします。
マジで。

文章の量もちょうど良く、読了感がえられます。

★★ Very Good!!

 何も持ってない主人公が、さらに色々な物を無くし、そして新たに得、栄光を掴み取ろうとするお話。ストーリーもさることながら、地の文が秀逸だ。描写が詳細なのに、余計な文がない。的確な比喩がリアリティを与えている。
 ラップに全く興味のない僕でも楽しめた。馴染みのない音楽だからビートには乗れないのだけれど、歌詞が韻を踏んでいることはわかる。こんなの即興でどんどん出てくるなんて、ものすごい頭の回転の速さだ。ヒップホップに持っていた怖いイメージは完全に払拭された。
 ただ、エピローグは蛇足だと思う。最終話の余韻に浸っていたかった。

★★★ Excellent!!!

ラップを知らない人間にもわかりやすい文章表記となっていた。韻を踏むことの楽しさを改めて認識した。
インチキじゃないなと、荒々しいラップをピックアップしたその心意気にリスペクト。いつ見てもノれる言葉ばかりに、憚りがないのが感じがいい。
勘違いじゃないだろう。感じられたパンチライン。
間違いないこれはクラシック。

★★★ Excellent!!!

読みながら、「ああ、わたしもこんな風に夢中だったっけ。」と色んな事を思い出しました。
流れるような文章を目で追うたびに、カグラと一緒に青春へとのめり込んでいく。
この物語は、是非社会に出たオトナたちに読んでもらいたい。
きっと、それぞれの『夢中』を思い出して、少しだけあの時のきらきらした瞳を取り戻すことができるでしょう。

素敵な作品だと思います。

★★★ Excellent!!!

若い時代の、何かが見つかりそうなのに見つからないもどかしさや、その中で夢中になれるものを掴んでいく喜びがきめ細かく描かれ、強く共感します。
生き生きとしてキラキラ輝くような主人公の心の動きにどんどん引き込まれる、魅力に溢れた作品です。
最後まで、楽しく読ませていただきます!

★★★ Excellent!!!

あまりその世界に興味のなかった主人公が、ひょんなキッカケからのめり込んでいく、という筋書きは、スラムダンクなどスポ根マンガの古き良きテンプレートです。
この物語では、主人公の少年…今まで中途半端に生きてきたことをちょっぴり後悔している少年が、路上でラップをしている人たちに出会って、のちに自分でも調べてCDも買って練習もして、どんどんとラップの世界に魅了されていきます。
主人公がラップの世界にのめり込むまでの過程で、読者である私たちも、この物語の世界に、そして『カグラ』という主人公の世界に、引き込まれていきます。
冒頭部分を読んでワクワクする、次を読みたくなる。サクセスストーリーの予感と期待が最初からMAXな、クールな『ラップ小説』です!

★★★ Excellent!!!

ラップというもの自体、私はあまり得意でもなく、歌うわけではないのだが、中々奥深いものであると感じた
興味のそそられる書き方、韻の踏む場所も丁寧にルビを振り、初心者でも読みやすい作品であると個人的に思う。ラップに興味のある方、文章のリズムに魅せられたい方は是非!

★★★ Excellent!!!

文学って言うとなんだか難しそうですが、自分は「人の心を動かすことができる作品」が芸術だと思っています。

この作品を読み終わって、まさに心動かされました。
ナイーブな少年がラップと出会い、成長する。
名曲Dear Mamaのような純粋な感情。
未知の世界に飛び込んでゆき、挫折を味わい、そばにいてくれる人の大切さを知り、大人になっていく。
それらは人の心を打つには十分すぎて、これは芸術だなと素直に思いました。

日本語ラップの可能性についても書かれていて、ラップ、というか「日本語の表現の可能性」まで追求する深い作品です。
ヒップホップのことを過度に持ち上げず、ストリートで生きるリアルとして描写するのも素晴らしいです。まさに名作日本版8マイルだと思います。
この作品、本気でオススメです!

★★★ Excellent!!!

 熱く魂のこもった文章は清々しくも少し侘しい後読感を私たちに残してくれます。読みやすいエンタテインメント調の標準的な文中に紛れ込む巧みなリリックは小説に独特のリズムを与え私たちを話の中へぐいぐいと引っ張って行きます。

 こちらから小説をフォローさせていただいた訳ですが、それらに真摯に対応し、暖かい励ましを返す姿勢にまた感動しました。
 ささやかではありますがこのレビュー欄から声援を贈らせていただきます。
 うおおおお!

★★★ Excellent!!!

取り得の無かった少年が、一つの夢をめざし艱難辛苦に立ち向かう青春ストーリー。

歓びを噛み締め、時に苦悩し、心が折れかけ、それでも立ちあがる物語はまさに王道。

純文学であるか、日本語の常識を破壊したかどうかはさておいて、とても興味深く最後まで読める爽やかな作品です。

★★★ Excellent!!!


ラップという事で、慣れない方も多いかもしれませんが
(私もその一人ですが)
凄く楽しませて読まさせて頂きました。

学校の中では冴えない主人公が、ラップと出会い成長し変化していく、そんなお話です。

学校での疎外感、母親の病気など、普段起こりうる様々な困難を乗り越え、真摯に目標へ向かっていく主人公の姿は必見です。

後半になりどんどん物語も盛り上がっていくので凄く楽しめるお話だと思います。

みなさんもぜひご一読してはいかがでしょうか?

★★★ Excellent!!!

まず、その文章力に圧巻です。
ラップというものに興味のないものに対しても、自然と物語に引き込む能力。
韻の踏み方も計算されており、音楽に対する愛や、情熱が伝わってくる物語だと思います。
音楽好きはもちろん、い様々な方に楽しんでいただける作品だと思います。オススメです