魔法を使って将棋を指したらダメだなんて誰が決めたの?

作者 いそのたかみ

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★★★ Excellent!!!

明らかに将棋が好きではない人間が書いています。

ですから作品を鑑賞する際にはその点を注意して、将棋要素の部分はひっこ抜いて鑑賞してください。

火花散る将棋の対局なぞを決して期待してはいけません。普通のファンタジー小説ですので、そちらを楽しみましょう。

そう考えれば筆力は充分ですので、小説として楽しめるレベルにはなっています。

将棋というものは人間が発明し、人間が何百年以上も楽しみ、人間の力だけで戦い続け、そしてずっと夢中になり続けているゲームです。

魔法が入り込む余地など初めからないですし、それこそが将棋の魅力であります。まさに人間力だけで戦う世界です。

昔、囲碁の勝負で魔力を奪い合ったという小説の場面を読んだことがありますし、

もしくは「将棋の勝負で勝ったら魔法を教えてやる」という魔術師なんてのもいました。

★★★ Excellent!!!

まず、将棋という概念を異世界に持ち込んだのが驚きで、新しさを感じます。
さらに、作者の将棋への理解、そして、それを基にした世界の構成がよくできているのです。

将棋など堅苦しい競技の話は嫌だ!
なんて、思うような人にも自信を持ってお勧めできる作品です。
将棋好きの皆さんも、興味がない、嫌いだという皆さんもぜひご一読を。
素敵なファンタジーに出会えるはずです。


……個人的には、ラストの展開をもう少し丁寧に書いていただけたら嬉しかったかな。
丁寧な描写と説明で進んでいる物語なので、ちょっと、物足りない気分になりました。

★★ Very Good!!

 魔法の国で、将棋を武器に戦う女子高生女流棋士。僕は将棋のルールは全然わからなくて、王を取られたら負けで、駒によって進める方向や範囲が違うくらいのことしか知らない。それでも楽しめた。もちろん将棋がわかる人だったら、もっと深く楽しめるだろう。
 ストーリーに全然無理がなくて、将棋という盤上のゲームをうまく使っている。ハリー・ポッターの1作目の最後の方に似ているように見えて、それよりもずっと深く考えられているから、それも味わって欲しい。

Good!

将棋にファンタジーを組み合わせる意外な着想に驚き、主人公香子の心情をそのまま書き表したスピード感に酔いしれる。
ずっと全速力では疲れてしまうので、途中で休憩できる間が文章のなかにあるともっと読みやすいような気もするけれど、そんなことは些末なことでしかない。
ここにあるのは少女のあくなき情熱だ。

★★ Very Good!!

話の流れから終わり方まで少年漫画的(良い意味で)な今作。
駆け足っぽい最後は賛否分かれそうです。個人的には切りよく終わったなと思うのですが。
ラノベチックなタイトルに食わず嫌いをしていましたが、読みやすくまとめられており、タイトルに込められた意味を知ると、「やられたな」などと思ったりするのです。
将棋世界の青春じみた空気も、よく描けていたと思います。ちょっと違ったアプローチの作品。ぜひお手に取ってください。

★★★ Excellent!!!

面白いです!
全部一気に読んじゃいました♪

でも、最後こうなっちゃうのか~!と悶絶してしまいました(>_<)
もっともっと読みたいです。

将棋を絡めた物語に最初は新しい考えだな~くらいで読み出したんですが、よくまとめられた世界観に読む手が止められませんでした。

『まいりました』(笑)

現実世界の登場人物も駒をもじっていると気付くとなんか嬉しかったです。

素敵なお話ありがとうございました(>_<)

★★★ Excellent!!!

メインは魔法と将棋ですが、それだけではなく
高校生の恋愛模様もテーマのひとつです。
この年代の、未熟だけども心持ちは大人な、
成長途中のこそばゆいやりとりを読んで、昔を思い出し
懐かしい気持ちになりました。

エンディングは意外な展開で、続きが読みたくなりました。