中年おじさんの作り方

作者 大澤めぐみ

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361人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

人間は、生きるために働く。
正当な評価を得ようと、必死に。嘘をつかず。勤勉に、目の前にある任務に全力を尽くす。
そうあるべきだ、と思い込んでいる。

でも、それは真実だろうか?

生きるために、本当に必要なもの。
それは恐らく、心が素直に「自分は幸せだ」と感じられる、そんな瞬間。
心が生きていなければ、生きていることにはならないのだ、きっと。

読み終えて、そんな思いがずしりと残る物語。

★★★ Excellent!!!

良く、『ラスト数行で、すべてが覆る!』というような煽りの小説をみかけませんか?

しかも、そういう小説に限って、そんなことはなかったなあ、と思うことも多いでしょう。

しかし、本作は違います!
最後の一行まで爽やかに読みきって、『あれ?まさか!?』と、真剣に2度見します。

未読の方は、是非読んで下さい。
そして、騙されて!


このミスリードに到るには、私たちが無意識にジェンダーで見ている部分が露呈するのですね。

それも含めて、おそろしい小説。

★★ Very Good!!


 グイグイと曳き込む文章で、あっと言う間に読んでしまう。
 そしてオチで、「あー、そっちだったのか」と思わず声が出ました。

 途中、主人公が「俺」表記であったり、山男の「大将」「巨漢だったら~」の表現等、少し問題点はあるのですが、ともかく流れるような文章で勢いをつけて読ませ切ってくれます。

 てっきり、くたびれたおっさんが酷い目にあって、それでも踏ん張って前へと進む――という様な内容を期待していただけに、これには足を掬われた次第。

 一人称視点を使った典型的なトリックにやられました!

 

★★★ Excellent!!!

オチが見事で、全部ひっくりかえして、タイトルの意味もそういうことか、と。

それはそれで素晴らしいのですが、そこまですいすい読ませてしまう文章のリズムと個性に、とても魅力を感じました。

エキセントリックなんだけど、読みやすくって、おもしろい文章。なかなかそういうのが書ける人っていないと思います。

★★★ Excellent!!!

中年おじさんの作り方についての話です。

いやー、いい話でした。

がつがつ、どんどん、いけいけ、で話が進んでいき、最後にはちゃぶ台をドンッ! っとひっくり返されて、うわーとやられる感じですね!

星の数にたがわぬ名作、あなたも心を揺さぶられてみませんか?

次の話にも期待して、星3つ送らせて頂きます。

★★★ Excellent!!!


 なんつーか完全に奇才か鬼才に化かされたような読み口でした。一見して改行が詰まっていて読みにくい気もしますが、それすら文章のテンポの調整の意図か、読者に行間を読ませないための工夫にさえ思えてきます。

 内容自体はおどけた調子で進んでいくのですが、その実は傷ついた人間の再生物語であり、とは言いつつ、あれよあれよと読み進む間に、読んでいるこっちも肩の力が抜けた感じがしてくる不思議な小説です。

 現代社会に疲れた皆様に効く小説です。
 
 ああ、うん、もちろん私も最後のオチに引っかかったよ! あんなの気付かんわ!w

★★★ Excellent!!!

グイグイと引っ張る文章。
ウンウンと頷ける主人公の心情。
ホロホロと出る涙。いい人がいて良かった。
それだけで、十分なのに……最後の最後に走者一掃の満塁ホームランを浴びて天国へ送られたような気分。
ここまで、きれいに騙されたなんてことは、ここ最近覚えがない。
文句なし。

★★ Very Good!!

 騙されました。最後の一行まで気づかなかった私って・・・(笑)

 さんざん他の方々のレビューを読んでいたのに最後まで気づかず、やっぱり最初に戻って読みなおしてしまいました。

 勢いのある文章でグイグイ引っ張っていく力があります。面白かったです。

★★★ Excellent!!!

最後の段落で急に話をまとめにかかって、その辺りのスピード感に何やらもうプンプンとオチが匂うわけですよ。前評判にもあったしね。「読み返すぞ」って。んで、最後の一行で「あー!」っとなる。
ほらね、ほらね、やっぱりね。
最後の段落まですっかり騙されていたくせに、さも自分は分かっていたぞと思いながらもう一度最初から読み直し、「ああーっ」と。
なるほどなぁ。
そういうことね。

★★★ Excellent!!!

いやー、面白かった。
ここまで行間が詰まってるのは、普段ちょっと敬遠するんですけど、これは読めた。それぐらい勢いと読ませる力が凄かった。
そして、あのオチである……目が点となり、再び冒頭から読みなおしました。素晴らしいです。
こういうしっかり落としてくれて、さらにもう一つ仕掛けがある。短編の面白さってこれですよねぇ。
ぜひぜひ皆さんもお読みください。

★★★ Excellent!!!

テンポが良く、物凄く読みやすい(´∀`*)ウフフ
最初見た時、文字数多そう…読むの怠いかと思いきや面白くてサクサク♪
普段あまり活字を読まないボクが言うんだから間違いないです(´∀`)9 ビシッ!
本当はもう少しちゃんとしたレビューを書いてたんですけど、ネタバレ含むと興が削がれちゃうし、一気に読んで欲しい作品です。
息継ぎせずにクロール25m泳いじゃいましょう(笑)

他の作品も読んでみたいと思いましたまる!!

★★★ Excellent!!!

なんとも荒っぽいキャッチコピーだなーと気になっていて、たまたま時間があって、一話完結だし丁度いいなーと思って読み始めたのです。

凄かった。面白かった。

中年になると、落ち着きが出るどころか、少年時代に比べて沸点が少し低くなるのです。
それにしたってカーテンまで持っていかれたら沸点がどうの以前に怒りもひとしおなわけで。

怒りに任せてキーボードを叩いたかのような勢いある文章は、30分もあれば読み終えてしまうでしょう。
裏切られた怒りが、見事に昇華された良質な小説であると断言します。

ストレスの多い社会で生きる人に、ぜひ読んでもらいたい。