読んでいて小気味いいし、笑えます。そして最後の鮮やかなどんでん返し……すごく良い話。
西洋史とかクラシック音楽とかが好きな坂東武者。
勢いにやられました。
良く、『ラスト数行で、すべてが覆る!』というような煽りの小説をみかけませんか?しかも、そういう小説に限って、そんなことはなかったなあ、と思うことも多いでしょう。しかし、本作は違います!最後…続きを読む
最後に「あれ?」となり、慌てて読み返してみて、自分が完全にひっかけられていたことに気が付きました。これはすごい!
グイグイと引っ張る文章。ウンウンと頷ける主人公の心情。ホロホロと出る涙。いい人がいて良かった。それだけで、十分なのに……最後の最後に走者一掃の満塁ホームランを浴びて天国へ送られたような気分。…続きを読む
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