甲子園、決勝の相手は、まさかの忍者!?敵はニンジャ、敵はニンジャ……と思いながら読んでいたら、ラストの衝撃的な事実に度肝を抜かれました!あら不思議――。ラストの光景は、誰でも脳裏でイメージできるはず。それくらい、最後の最後でひっくり返されるほど、面白い展開と文章で紡がれた作品です!
途中まで忍者がプレイしていることに目をつむれば野球物としても普通に楽しめると思っていたら、やられました。忍者関連の小ネタもたっぷり詰まっていて笑えるし、素晴らしい構成に驚かされますし、とても楽しい物語でした。
野球×まさかの忍者!?の面白い設定に、どんどん読み進めてしまいました。そして衝撃のラストとは……読者を「えっ?」とさせるような作品、好きです。
「真田学院」という、いかにも忍者っぽい強豪校に挑む藤林高校。熱い接戦の結果が気になり、最後まで目が離せません!!オチが、それまでの面白さを優に越えてくる、最高のサプライズニンジャ小説です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(73文字)