確かにこれは恋愛ものだ。現実の男と女を抽象的に表現している。男は惚れた女を追う生き物。でも、女もまた惚れた男を追う生き物。我が国では死滅してしまった「打算のない恋愛」っていうのは、あるいはこういうものなのかもしれない。
ありがちな話なのにうまくまとめている。僕は走り屋についての知識が全くないけれど十分楽しめた。トランザムの彼はどういうつもりで走っていたのだろうか。 それにしても、恋愛・ラブコメジャンルにするのは酷い。完全に油断した。