石田　昌行

「走り屋」ってイキモノは、良くも悪しも「ガキ」なわけでして。 そんな「ガキ」が「現実」というものに直面した時、いったいどんな物語が爆誕するのか。 本作には、巷の「走り屋もの」には描…続きを読む

昨日も高品質な「オトナのドラマ」をご馳走になった作者さまの一品。 オトナの男女の「関係」を含む「パートナーシップ」が、若者たちのそれらと異なる「青臭さ」を心地好く醸し出していて、お…続きを読む

掌編でありながら「オトナの男女」の成熟した関係を見事に描いた魅力ある作品。 テンロクオープンが深夜の高速を二人分の刻（とき）を乗せて走る──その独特なイメージが、なんとも感慨深く思…続きを読む

若者のクルマ離れとかいろいろ言われて久しい。 でも実際には、ハンドルを握る若者が減ってはいても、クルマと縁遠い生活を送っている若者はほとんどいない。 公共交通機関だってクルマなしで…続きを読む

「走り屋の物語」というと、その大半が公道バトルの絡む話に落ち着くと思う。なんといっても絵面がいいし、クルマ好きな読者のほとんどは、なんだかんだいって追いかけっこが好きだったりする。…続きを読む

自分の作品が取り上げられたからレビューを書いた、というわけではありません。それだけは、はじめのうちに断っておきます。 そのうえで、どうしてもレビューを書きたくなったのは、作者さま…続きを読む

確かにこれは恋愛ものだ。現実の男と女を抽象的に表現している。 男は惚れた女を追う生き物。 でも、女もまた惚れた男を追う生き物。 我が国では死滅してしまった「打算のない恋愛」っ…続きを読む

ドラッグレース。 わずか１／４マイル（約４００メートル）を駆け抜けるだけという、自動車による短距離走。 極めて単純。 そして単純ゆえに奥深い。 そんなモータースポーツに青春を賭ける…続きを読む

別の場所でも拝読させていただいてましたが、やはり独特の風味と、きちんと籠城戦している雰囲気との混ぜ合わせが、奇妙な異彩を放っています。 転生だの、ＴＳだの、エルフだのといったキーワ…続きを読む

ロボットアニメやなんかでは、登場する「ロボット」が単なる「人型機動兵器」の意味だったりすることが多い。 モビルスーツしかり、アーマードトルーパーしかり。 だが、果たしてそれでいい…続きを読む

クルマ好きをテーマにした小説、走り屋をテーマにした小説は、ｗｅｂであっても数少ない。
成り行きを大事に見守っていきたいと思っている。

猫を飼っているひと、飼っていたことのあるひとなら経験があると思う。 愛猫が、じっと自分を見詰めてる瞬間を。 もしかしたらそれは、恋する者の眼差しであったかもしれない──… 本作…続きを読む

　舞台は、妖魔や錬金術が実在する、ボクらの世界とはまったく異なる別世界。 　そんな世界で青春を謳歌する黒髪の少女ミラは、ただいま年上のＫＹ彼氏シンクレアと熱愛中。 　王都を騒がす「…続きを読む