「ロボットもの」の臭いがプンプンする作品!

ロボットアニメやなんかでは、登場する「ロボット」が単なる「人型機動兵器」の意味だったりすることが多い。
モビルスーツしかり、アーマードトルーパーしかり。

だが、果たしてそれでいいのだろうか?
いわゆる「巨大ロボ」というものは、戦車や戦闘機、戦艦や駆逐艦とは違う存在なのではなかろうか。

そう、改めて言うまでもない。
「巨大ロボ」とはことごとく、「兵器」である以前に「破壊神」であり「英雄神」である、いわば「力の象徴」であるべきなのだ!

本作に登場するサーヴァントというロボは、まぎれもなく「兵器」としての立ち位置を与えられている。
しかし物語が進むにつれ匂い立ってくるのは、間違いなく「マジンガー」以来連綿と培われてきた「巨大ロボ」の持つ芳香だ。

ロボ好きのひとりとして、今後とも目が離せない一作と言えよう!

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