ファンタジー世界構築のための質問リスト

作者 神楽坂らせん

86

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★★★ Excellent!!!

……ということが如実に解ります。

 堅牢な世界観はファンタジー小説に必須。
 しかし、初心者は、書き進めるうちにとってつけたような設定をしがちです。なぜか。よく準備できていないうちに走り出すのもありますが、自らの世界に問いを投げかけておらず、それに答えていないからだと、痛感しました。

 私もかつて書いて、お蔵入りしたファンタジー小説を引っ張り出して照らし合わせてみるとまさに穴だらけ。

 作品のジャンルや傾向、読者対象年齢によっても「質問」と「答え」は変わることでしょう。
しかし、世界を構築する基本的な姿勢の多くをここから学ぶことが出来ます。

 翻訳・投稿してくださった作者の方には感謝いたします。

 これから新たに「世界」を創ろうとするすべての作家志望者にお勧めです。

★★★ Excellent!!!

我々が小説を書くときには、キャラクターを定め、舞台を定め……と、いわゆる「設定」が必要になってくる。
実在世界ではなく現実ではないどこかを舞台にしたハイファンタジーを書くとき、その設定は多岐に及ぶ。
通貨や長さの単位に始まり、人間以外の種族、魔法、その他様々な実在しないものたち。
それを我々の想像力を以って、実在するかのごとくに描き出さねばならない。
これは、その楽しくも面倒な作業の入門書である。

ファンタジーを書こうとするときだけでなく、ゲームを作るときなどにも使えるだろう。
抜粋ということだが、実用書として申し分ない。
役立てさせてもらった。

Good!

 質問に答えていくだけで自分の考える架空の世界をよりリアルに構築できるというガイド(の日本語訳)。本物は1500以上あり、一部を抜粋したのが本作らしいのだが、それにしたって多い。そして細かい。これだけの質問に答えられる作者はいるのだろうか。だがそれができたなら、かなりしっかりとした世界になることだろうと思う。
 参考にするかどうかはともかく、「カク」人なら一度は目を通しましょう。

★★★ Excellent!!!

中身は細かい。
とても細かい。
実際に描くときにすべて埋める必要があるかと言えば、ないと思う。
というかすべて埋めようとしたら、よほどの設定マニアでもないと挫折する。

その一方で、イマジネーションを得たい時に読むとよさそうであると思った。
特に「魔法と魔術師」は、軽くイメージしてみただけでもワクワクとした。
すべてを埋めることを考えるのではなく、とある項目に注目して考えるだけで、かなりの数の設定やキャラクターを作れると思う。

★★★ Excellent!!!

 異世界ものを書きたいという人は、昨今少なくないでしょう。
 そういう人がまず何をすべきかも分からずに、やみくもにお話を作っていくと、自分で作り出した矛盾の海で溺れてしまうことがまま起こると思います。
 そんな時にはこれ。これはあなた自らが創り出す異世界へのヒッチハイクガイド。迷い道を彷徨う人々に向けたガイドさんなのです。

★★★ Excellent!!!

 ハイファンタジー!指輪物語から始まり様々な異世界がいろんな人達によって作られてきました。
 インターネットによって異世界は更に多様化してきています。「これ、俺でもできるんじゃね?」できるんです!
 しかし世界というのはなんだかんだ合理的にできている部分が多々あるものです。無法なら無法なりの暗黙の了解ができるでしょう。社会があるのならば上に立つ者の責務、特権があります。厳しい環境で生きている人がいるならそこで生きていくすべ、生きていく理由があるでしょう。
 その異世界にはそうである理由がきっとあるのです。そこに違和感を感じると・・・あぁ、夢が覚めてしまった!
 そんなことになると読者も作者も興ざめです。どちらも得をしない、悲しいなぁ。

 そこでこの「ファンタジー世界構築のための質問リスト」!
 この質問リストにそって答えていくだけであなたの異世界が見えてくる!質問にどう答えていいかわからない?目の前の魔法の箱で調べてみよう!それでも自分が納得いくものが出てこない?だったら外に出て話を聞こう!RPGの基本だね!
 世界はいろんな要素で出来上がっています。興味が湧いたらどんどん知識を集めましょう。あなたの異世界が出来上がる頃には、あなたの世界も広がっているかもしれません。