……ということが如実に解ります。
堅牢な世界観はファンタジー小説に必須。
しかし、初心者は、書き進めるうちにとってつけたような設定をしがちです。なぜか。よく準備できていないうちに走り出すのもありますが、自らの世界に問いを投げかけておらず、それに答えていないからだと、痛感しました。
私もかつて書いて、お蔵入りしたファンタジー小説を引っ張り出して照らし合わせてみるとまさに穴だらけ。
作品のジャンルや傾向、読者対象年齢によっても「質問」と「答え」は変わることでしょう。
しかし、世界を構築する基本的な姿勢の多くをここから学ぶことが出来ます。
翻訳・投稿してくださった作者の方には感謝いたします。
これから新たに「世界」を創ろうとするすべての作家志望者にお勧めです。
ハイファンタジー!指輪物語から始まり様々な異世界がいろんな人達によって作られてきました。
インターネットによって異世界は更に多様化してきています。「これ、俺でもできるんじゃね?」できるんです!
しかし世界というのはなんだかんだ合理的にできている部分が多々あるものです。無法なら無法なりの暗黙の了解ができるでしょう。社会があるのならば上に立つ者の責務、特権があります。厳しい環境で生きている人がいるならそこで生きていくすべ、生きていく理由があるでしょう。
その異世界にはそうである理由がきっとあるのです。そこに違和感を感じると・・・あぁ、夢が覚めてしまった!
そんなことになると読者も作者も興ざめです。どちらも得をしない、悲しいなぁ。
そこでこの「ファンタジー世界構築のための質問リスト」!
この質問リストにそって答えていくだけであなたの異世界が見えてくる!質問にどう答えていいかわからない?目の前の魔法の箱で調べてみよう!それでも自分が納得いくものが出てこない?だったら外に出て話を聞こう!RPGの基本だね!
世界はいろんな要素で出来上がっています。興味が湧いたらどんどん知識を集めましょう。あなたの異世界が出来上がる頃には、あなたの世界も広がっているかもしれません。