ぼやけた世界の輪郭を定めよ

我々が小説を書くときには、キャラクターを定め、舞台を定め……と、いわゆる「設定」が必要になってくる。
実在世界ではなく現実ではないどこかを舞台にしたハイファンタジーを書くとき、その設定は多岐に及ぶ。
通貨や長さの単位に始まり、人間以外の種族、魔法、その他様々な実在しないものたち。
それを我々の想像力を以って、実在するかのごとくに描き出さねばならない。
これは、その楽しくも面倒な作業の入門書である。

ファンタジーを書こうとするときだけでなく、ゲームを作るときなどにも使えるだろう。
抜粋ということだが、実用書として申し分ない。
役立てさせてもらった。

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