つきゆき。

辺境の街で暮らす「あたし」カランがある日拾った、記憶喪失の少年。 その出会いが、彼女を遙かな旅路へと導く。 様々な事情を抱えた様々な人との出会いと別れを経て、少女は自分自身と向き…

　主人公の杉浦奈々子は、婚期を逃しつつある三十路の女性。 　会社では古参のOLとして頼られ… 　そんな事は関係なく、自室に現れたロー◯ストホールの先が異世界と知るやいなや、向こう…

「災厄の乙女来たり。白き髪に深緑の瞳を持つ娘、この国に災いをもたらすだろう」 九年前に下ったひとつの託宣は、ひとりの少女の運命を、ひとつの国を、大きく狂わせた。 グリンワーズの…

きびしい体育会系社会のなかでたくましく生きるシンデレラのお話です。（タイトルはシン・ゴジラが流行ってるからつけただけです。）

ダンジョン世界で小さな宿屋を営むおれは、このところの冒険者ブームで増えた「迷惑な勇者ご一行様」に辟易していた。 横柄な態度の勇者、わがまま放題の迷惑な客、謎多きミステリアスな客。…

死んだ者の魂を異世界へ転生させる仕事をしていた、レーニア・シュミルト。 彼女の元へはいろんな魂が寄ってくるが、最近は特に変なヤツしか来ない。 そんなとき、顔は上の下くらいの穏やか…

　悲しい事故にあい、耐えられない哀しみの淵に落ち込んだ葵。 　ふらりと街を彷徨い歩く彼女が出会ったのは・・・。 　漫画コンテストに参加しました。 　ギリギリで完結しました！ 　…

幸運にも公募推薦の枠を勝ち取り、その一日目を終えた受験生の有葉緑郎。 普段はまじめに勉強している彼だが、この日ばかりは早めに自室のベッドに潜り込み、ゆっくりと眠り込むことにした。…

母の病を治すため――治療薬をつくるという夢を胸に、ミアは王立学院の門をくぐる。 だが、ワンコな留年生（残念な美形）に懐かれたせいで、学年ではぶられる事態に。 前途多難な学園生活の…

ヤンキー系金髪美少女の愛車として運送業のお手伝いをしていたトラックである俺は赤信号で飛び出してきた男子高校生を避けようとして電柱に激突。 車体発火を起こして廃車となってしまう。…

魔王軍四天王の一人「ネクロマンサー不死のガスト」は、あまりにひどい戦績で、四天王最弱と言われ、部下のモンスターからもバカにされる日々を送っていた。三度も同じ勇者に負けた彼は、その…

「僕」は酒場で一冊の手帳を拾った。 開いてみると、それは未来を見失った冒険者の手記。 その最期を看取るように読み進める「僕」の前に、 冒険者の彼の行く末は…………………？？

1～3巻書籍、本編と大筋は大きく変わりはしませんが、部分的にかなり変えている所と追加のお話は増えております。 https://kadokawabooks.jp/product/j…

　ひとりの少女は今日も嘘をつく。 　それはいつもの日常で彼女の生き方だった。 　だけど今日はそれが非日常となった。 　彼女のついた嘘は彼を巻き込んで大騒ぎとなる。 　それはとても…

☆現在、リアル多忙のため更新停止中。復活するときは近況ノートで報告します。 魔王の願いはただ１つ。 ぶっきらぼうな魔王様と快活なお姫様、それを取り巻く愉快な仲間…

若くして命を失った、一人の少女――梛野　凛空。 「幸せだったよ」と死すら受け入れてみせた彼女の生き様を見ていた異世界の女神によって、凛空は転生を提案をされる。 提案を受け入れ、異…

異世界に勇者として召喚された俺は、使えるスキルが無くて【処分】された。 だが俺には1つ隠しているスキルがあった。 その名は【憑依】 自分を殺した相手の体を乗っ取る力だ。 俺は…

主人公はラルフ＝エステーソン。転生者。 昔（転生前の子供の頃）から無駄に頭が良く、更に無駄に耳が良かった（地獄耳）。 常人なら唆される『世界の管理者』の策略を逆に利用して『チート…

　自称ごく普通の中学生、三条理子。 　彼女はひょんな事から異世界に迷い込んでしまうが、無闇やたらと適応力の高い性格のお陰で特にこれといって問題はなかった。物見遊山がてら帰れたら帰…

「世界を救うのは勇者ではない王たる儂じゃ」 ――ジジイ無双。

魔王クラノスが人類に宣戦布告して十年。 強大極まりないクラノスの軍に劣勢に立たされ、退っ引きならない状態に陥った王国は教会の持つ禁断の秘奥、英雄召喚の実施を決定した。 召喚され…

恵まれない家庭環境に生まれた九条 次哉は兄の一に 言いようのない劣等感を覚えながら成長していった。 そんなある日、兄を守ろうとして刺された次哉は父の言葉を聞いて 全てが嫌になった…

古の竜の末裔と言われる英雄王ロートシルト、その孫娘の竜姫ラフィーがある朝目覚めるとそこは見知らぬ部屋だった！王都の自室で腹を出してぐーすかぴーと爆睡している間にまんまと魔王にさら…

　高校二年生の川原鮎は早朝の通学路で、マンションから人が転落するのを目撃してしまう。転落したのは、鮎と同じ高校に通う泉田秀彦だった。遺書は発見されなかったが、彼の携帯電話には『ジ…

銀のフォークが黒くなった。 何を言ってるかわからねえかもしれないが、つまりだ……俺は今、高い確率で毒を盛られている。 王国の第一王子である俺には人には言っていない秘密がある。 い…

※第1回カクヨムweb小説コンテスト最終選考作品。 ＊ 高校の美術部でイジメを受けて死んだらしい姉。 妹の少女は、美術部の全員に復讐をしたい。 でも、方法がない。 そのとき、…

「私はお兄ちゃんが好き。あらゆる心理（真理）を引っくり返す、お兄ちゃんが好き」 精神科医の母を持つ女子高生・湯島泪(ゆしまルイ)は、双子の兄・涙(ナミダ)を慕うブラザー・コン…

文明が発展し、人類は太古に魔術と呼ばれた具現の業を行う事が出来るようになった時代。その結果歯止めがきかなくなり、精神を乱した者たちが"堕魔人"と化して村人を襲撃し殺戮を繰り返すよ…

マリアラは孵化して一年足らずの見習い魔女（仮魔女）。正式な魔女になるための試験は、遭難者を救出すること。“遭難者”に指定されたのは、今は疎遠になってしまった友人だった。 再会し…

『この娘こそ、魔族との戦争に終止符を打つものなり……』 　わたくし、女神さまの言葉により青春時代を勇者の修行に費やしてきました。しかしいざ魔王と対峙してみると、あのお方、なぜ…

「あんたが選べる道はふたつにひとつ。ここで狐の餌になるか。俺に『盗まれる』か」 莵道の末姫・かさねは、狐神に嫁ぐため、親しんだ家を出る。しかしその婚姻は、豊穣のための贄を意味して…

　蒸気と科学が世界を回す傍ら、「森のそば」を意味する小さな町の黒い森でパーシィ・ピックマンが獣に襲われて死んだ。 　その弟の一人は、兄は人狼に襲われたのだと主張し、探偵・ルードヴ…

ラティフォニア王国の王子は、王子に恋した国一番の魔女に忘却の呪いをかけられた。 それはまるでおとぎ話のような本当の話。 名前すら持たない少女の人生は、村が焼けた夜に一変した。 …

子供の頃、神隠しにあった事のある美月は、その時の記憶をずっと無くしていた。 ある日友達と訪れた神社。 そこで美月は、全ての記憶を取り戻す。

死神になりたての少女テロリカの最初の仕事は誰にも殺せなかった不死者リベルの魂を回収してくることだった！ リベルを殺すために一緒に暮らすことになったテロリカだったが他にもリベルの…

　不朽の名作「走れメロス」の制作秘話。 　綿密な調査と時代考証にまったく基づかず、作者の苦悩を描き出す。 ・あらすじ・ 　何を思ったか突然悩み始め、なかなか走り出してくれないメ…

大学生になった桃子。前の席に座っていた美人さんに、仲良くなりたいと思って声をかけてみたところ……

第1回カクヨムWeb小説コンテスト「恋愛・ラブコメ部門」<大賞>受賞作品。 角川ビーンズ文庫より、書籍化。発売中です。 https://beans.kadokawa.co.jp/…

双子の姉妹、セルリアとセロシアは、十七歳でその命を終えた。しかし、死んだ彼女達に待っていたのは、消滅でも、転生でもなかった。 新たな肉体をもらい、与えらえた仕事は神の従者。二人…

　他称曰く付き物件でありながら幽霊が出る家に気にせず住むミサトは、あくる日行き倒れになっていた男、レイジを助けた。 　ミサトの賃貸をさらに間借りし生活することになった、自称何でも…

『ヘルデンズの運命は、お前の手に――』 平和が訪れて５年、ブランカは正体を隠して生きてきた。 しかし、世界は彼女を見過ごさなかった。 町から街へ、国から国へ。 その立場に彼女は…

　かつて、人類の希望という存在でありながら、戦争の兵器として人類に牙を剥いた勇者がいた。帝国勇者と呼ばれたその男は、やがて戦火の渦中に姿を消した。 　それから六年。帝国の属国とな…

　ある日、村にやってきた二人のせいで、少女の人生は大きく変化する。だいたいそんな出だし。 　小説を書く練習みたいな感じで好きなように書いていきます。読者のことを考えずに書くので…

第一回　カクヨムWeb小説コンテスト　特別賞頂きました。2017年1月14日刊行、発売中です！ 　寂れた図書館の隅っこで古い童話本に飲み込まれた少女は、「グリム」と名乗る男に本…

　大陸史にその名を刻む大争乱『ケシャ・マグル』が勃発した。 　 診療所は怪我人で溢れるが、医療魔術師の数は変わらない。ぞの激務に耐えられなくなり、診療所はどんどん数を減らしていっ…

私は働きアリでした。 女王様を守り、お世話をする事が、私達働きアリのお仕事です。 働く日々は忙しくても、私にとっては充実した毎日でした。 そんなある日、私は巨大な顎を持つ悪魔…

　この話は、なんてことのない話だ。 　僕の喫茶店に来るちょっと変わったお客さんと至極まともな僕の、平凡な毎日の話だ。 　それでも構わないという平穏好きな人は、暇潰しにでも僕の話に…