動物が死ぬ時はとても悲しいけどもし本当に9つの魂があるなら本当に視点が変わるなと思えました。それぞれの猫生がありそうで短編ですが面白かったです!
某絵本のような話だったが、内容はブラック。すれ違いというかドライというか……。続きを描くなら、どっちですか?ハッピーエンド・バッドエンド。
生と死をめぐる物語である。多くを語るとネタバレになるため、避けることにするが、物語の終わり、主人公が生と死について考え、過ぎ去った時間と過去の関係に思いを馳せるとき、じんわりと切ない思いが胸に去来する。間違いない名作である。強いて言うなら、この物語はもっと多くを語ろうと思えば、語れるはずだ。もう少し、色々な「人生」が見たかったという思いも少しあるのだ。
タイトルと冒頭のインパクトが強く、まずここで引き付けられました。淡々とした印象を受ける文章ですが、決してタイトルと冒頭のインパクトに霞むことなく、最後まで楽しめました。たくましい猫が、この後どう成長していくのか想像が広がります。
何度も生と死を繰り返して、そうして自分の生き方を考える僕。それは限られた生涯と同じなのではないかと思えた。生死とは、痛みを伴い、何かを時に斬り捨てながら自ら選ぶもの。だけど生が一度きりの人間には、それに気付くのがなかなかに難しい。気付けない人もいるし、気付いても変われない人もいる。人生って、短い。だから、大切。それを彼に教えてもらいました。短い文章の中にぐっと物語が詰まっていて、読みやすさと伝わり易さが見習いたいなと思いました。
短くて素敵なお話。最後に嬉しい再会もあり、なんだか生きることの素晴らしさがぎゅっと凝縮されたような、そんな物語でした。
言葉が難しいです。面白かったと言うのは違うかな?と上手いとかも違う。考えさせれた?と言うのもちょっと固い。短編ゆえにすっきりとまとまる言葉という事でこうなりました。
合計3000字にも満たないのに、いやだからこそとても深い作品です。 主人公の「僕」が体験する出会いと別れ。 これから猫を見る目が変わりそうな気がします。