概要
資格がなくても、君を守る。
かつて、人類の希望という存在でありながら、戦争の兵器として人類に牙を剥いた勇者がいた。帝国勇者と呼ばれたその男は、やがて戦火の渦中に姿を消した。
それから六年。帝国の属国となった王国では、駐屯兵による横暴が繰り返されていた。彼らを食い止めるために奮闘する姫騎士ダイアンはある日、ダタッツと名乗る青年と出会う。
だが、彼の実態はかつて最強と恐れられた「帝国勇者」だった!
帝国の悪徳貴族を必殺の剣技で打ち倒し、褒美も求めず立ち去ろうとするダタッツ。その背を追うダイアンは、恋心と怒りを胸に、ダタッツを王国騎士へと取り立てた。
彼への執着は果たして――恋なのか。憎しみなのか。
(小説家になろう、ハーメルン、暁でも掲載中です)
それから六年。帝国の属国となった王国では、駐屯兵による横暴が繰り返されていた。彼らを食い止めるために奮闘する姫騎士ダイアンはある日、ダタッツと名乗る青年と出会う。
だが、彼の実態はかつて最強と恐れられた「帝国勇者」だった!
帝国の悪徳貴族を必殺の剣技で打ち倒し、褒美も求めず立ち去ろうとするダタッツ。その背を追うダイアンは、恋心と怒りを胸に、ダタッツを王国騎士へと取り立てた。
彼への執着は果たして――恋なのか。憎しみなのか。
(小説家になろう、ハーメルン、暁でも掲載中です)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!隠れた名作
感想書きます企画で依頼された形ですが、この作品に巡り会えて本当に良かったです。
あまり注目されていないものの、ダイヤの原石を掘り当てた時。スコッパー冥利に尽きる、といった感動を覚えます。
タグには異世界、チート、ハーレムといったものが設定されておりますが、本作はかなりシリアスでハードな異世界モノです。昨今流行りというよりは、80~90年代の名作ファンタジーRPGを彷彿とさせるシナリオでした。
1章では悪代官に手篭めにされそうな皇女を救うという、安心感を覚えるほどの時代劇的展開。2章でダタッツが帝国勇者へと至るまでの回想、そして3章でラスボスとの激闘となります。シンプルなストーリー構造であ…続きを読む